【何年経っても】10年後のイナキャラ達っ!!【君が好き。】-イナイレ日替わり-

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お前の事が好きだ、今も、これからも―― - 2024年4月26日

スーパーの買い物帰り。
夕日でほんのり橙色に染まる重いレジ袋を抱えて帰路を歩いてると、
少し大きめの公園に白い髪の人を見つける。
・
「…ぁ、士朗。」
落ち着いた服装と反対にくせ毛の白色の髪、私の彼氏だ。
ニコニコと天使な笑顔が今私に向けられていなくても、勝手に鼓動を
高鳴らせる私。
『そうそう、君上手だね』
『へへっ、そうかなぁ』
優しげな表情で見知らぬ少年とサッカーボールを挟んで会話していた。
私は疑問符を浮かべ、声をかける。
「し―ろ―う―っ!!」
「…あ!!――…ごめんね、また今度っ」
・
・
「何してたの?」
「ちょっとね。サッカーを教えてたんだ。」
今度は帰路を歩く。
・
二人っきり、並んで。
・
「サッカーかぁ…」
「といってもヘディングとかリフティングぐらいだけどさ」
「…懐かしい」
中学時代、なんやかんやで波乱な毎日だったのを思い出してクス、と小さく
笑ってみた。
「あの子上手くなるよ。」
期待と望みのこもった瞳で沈みかける夕陽を眺める士朗。
そんな士朗を、私は見つめていた。
「サッカーボールにイナズママークがついてたんだ。
……相当遣いこんでたから、誰かのお下がりなのかな。」
そう推測して私に微笑む。
私は咄嗟に視線を反らした。
「へぇ…」
「あのイナズママーク、なんだか懐かしいよ。
もしかしたらあの子、雷門にはいってとんでもない選手になるかもね」
「雷門､か」
他愛のない話をしているうちに私の家まで、そう距離もなかった。
「荷物もつよ。」
「ん、ありがとう」
・
私はこんな、士朗のさりげない優しさが大好きだ。
・
「今日は…カレー、かな?」
「うん、今日親いなくてさ」
袋の中身はにんじん、お肉、じゃがいも、そしてカレールー。
見れば誰でも献立がわかる。
「ふぅん?…じゃあ、お邪魔しようかな」
「へっ…」
「ほら、家ついたよ。おじゃましまーす♪」
辟易とする私に構わずズンズンと家に入ってくる士朗。
・
「一緒にご飯、つくろうか。」
「ぅ、うんっ…」
・
『君と二人きりで。』
・
(ご飯の後は子供作りだね)
(いやいやっ意味わかんないんだけどっ!!)
(あ、ニンジンとって。)
(っ馬鹿ぁ!!//)
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～現在占えるキャラ～
円堂守・基山ヒロト・フィディオ,アルデナ・緑川リュウジ・不動明王
鬼道有人・南雲晴矢・吹雪士郎・亜風炉照美・風丸一郎太・佐久間次郎
涼野風介・豪炎寺修也
(リク受け付けてます)