【文スト】文 豪 赤 面 警 報

11種類の結果パターン

赤面ハンター、見参!!← - 2024年5月10日

本日は理想を追う尻がお綺麗な(←余計)あの人です!
＿＿＿＿＿＿＿


『独歩さんが足りません』


国木田「馬鹿言ってないで仕事をしろ阿呆め」


『恋人に向かって阿呆って酷くないですか』





…これでも独歩さんとお付き合いしているYOUです。
その割には冷たい独歩さんにしょんぼりしています。




お昼休み。
独歩さんは一階の喫茶店へ行った。



私はその間、ある方に助けを求めていた。




『太宰さん助けてください!』


太宰「ん?どうしたんだい?YOUちゃん」


『独歩さんが靡いてくれない!』




太宰さんは付き合う前からの私の相談役だ。
だから信用できる!




太宰「それじゃあ私が協力してあげよう!」


『本当ですか!?』


太宰「その代わり、昼食奢ってね?」


『うっ…分かりました…』



…奢りはきついけど。


◇
-喫茶店-


『あ、あの、太宰さん…』


国木田「おい太宰…」


太宰「んー?私に構わず話してていいよ〜」




出来るはずがない。
だって…太宰さんが私を後ろから抱きしめているからだ。


独歩さんイライラしてません?
めっちゃ怖いんですけど…;;




国木田「…俺への嫌がらせか?太宰」


太宰「いいや?何時までも素直になれない国木田くんへ私からのささやかな援護さ。」





『違います独歩さん断じて浮気などではありません。
ていうか浮気するなら間違っても太宰さんは選びません』


太宰「えっ」




太宰さんが落ち込んでるのを無視し、私は続ける。





『独歩さんに構ってほしかったんです。』


国木田「!!」




『私…独歩さんが本当に好きなんです。



じゃないとあんなに軟派したり、冷たくされてもめげたりしないんです。



厳しいけれど、理想に燃え、打ち込んでる独歩さんが本当に好きなんで…』



太宰「もういいと思うよYOUちゃん。








・







ほら。国木田くんの顔は見るまでもなく真っ赤だ。」




国木田「太宰!よ、余計な事を言うな!!///」


太宰「そう。じゃ、後はお二人で仲良くね〜…YOUちゃん、御代は任せたよ♪」


『畏まりました…』






そう言って、太宰さんは喫茶店を後にした。


それと同時に、国木田さんが立ち上がった。





…その瞬間、唇が重なる音が、小さく鳴った。



『独歩さ…!///』


国木田「…俺の理想では2ヶ月後だったんだがな。






・





愛してる、YOU。これからもよろしく頼むぞ///」


『はい!///』




私は一生独歩さんについていく事を心に決めた。

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