【黒バス】ベタな恋、はじめます。【日替り】

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｢うわわっ、この展開、小説とかにある超ベタなやつじゃん……｣

黒子のバスケのキャラとベタな恋の展開をしてみませんか？

ワタクシメは黒バスをあまり書いたことがないのでキャラ崩壊等沢山あると思いますが、ご指摘よろしくお願いします。

リクエストも受け付けます。コメント欄から是非。

【現在公開中の作品】

・授業中に指されて戸惑ってたらコッソリ答えを教えてくれる黒子
・突然の雨と火神
・風邪っぴきマネージャーと木吉先輩
・隣人黄瀬涼太
・日向の好きな人

5種類の結果パターン

ベタな恋しませんか？ - 2024年5月8日

今日は何となく頭が痛い。フラフラするし、何となくだるいし…そんな事を考えながら今日もマネージャー業に勤しむ。リコ先輩の怒号と部員の掛け声を聞きながらいそいそとドリンクを持って体育館に足を踏み入れる。

｢はいっ、どうぞー｣

一人一人に手渡しをすれば、皆笑って受け取ってくれるから私も頑張れる気がするんだな。最後に渡すことになったのは木吉先輩だった。

｢はい、どうぞ｣

笑って渡して、引き返そうとしたら急に手を捕まれた。振り替えったら木吉先輩がしゃがんでこちらを見ていた。背の高い先輩と低い私とだと、いつも私が彼を見上げる形になるのだが、今は目線がちょうど地面と平行になってて心臓に悪い。顔から流れてる汗は何だかとっても色っぽくて、これが水も滴るいい男ってやつなのかと一人で納得してた時。

コツンと私のおでこと先輩のおでこが重なりあった。私は一瞬びっくりしたあと、声なき叫び声をあげる。頭の中はびっくりマークとはてなマークでいっぱいだ。彼は私の寿命を何年縮めたら気が済むのだろう？

｢…やっぱり｣

｢へ？｣

先輩の乱れた呼吸が顔にかかってくすぐったい。

｢カントク！この子熱ある！｣

もうフラフラで、先輩の顔が離れた瞬間床にへたりこんで座り込んでしまう。肩を支えてくれた先輩は私の方を優しい瞳で見てくれている。私はそれにクラクラして意識を失ってしまった。

(どれだけドキドキさせれば気がすむの)

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｢読んでくれてありがとう、評価やコメント、リクエストしてくれたら嬉しいな｣