速度松と中学校生活してみた！

5種類の結果パターン

あなたの今日の生活の様子です。 - 2024年5月4日

今日は……チョロ松で席替えです！





先生「えー、今から席替えを行います。」


ザワザワ


チョロ松「ﾁｯ…静かに！席替えごときでそんなに騒ぐ必要ないでしょ？静かにして！！」


チョロ松くんの苛立った声が聞こえたとともに全体が静かになる。


正直、私も席替えなんてキャーキャー言うほどでもないと思う。クラス替えじゃないんだし。


先生「はーい、今回はクジで決めますね。」


マジか…絶対にあいつと、あいつと、あいつの隣にはなりませんように！！出来ればチョロ松くんと……え？何でそんな事…。


先生「んー…まずは男子からね。引いた番号の所に自分の名前の磁石貼ってー！」


あいつは…そこで、そいつは…あそこかー…大丈夫かな…？チョロ松くんは…え？なんで自然に…目で追っているのだろう…まあ、いいか。よし、次は女子の番だ！！神様ー！お願いします！！


先生「はい、次は女子ねー説明はしないよー。」


直感だ！どうにでもなれ！！


さっき、強がって興味ない感じだったけど、流石に私もこの瞬間は緊張する。


番号は…げっ39番…これって…やっぱり！！あいつの隣だ！最悪過ぎる…それと同時に視界がゆがむ。


YOU「え？」


倒れる衝撃に身を備えたが、いつまでたっても、その衝撃はこない。


目を開けるとそこには、チョロ松くんの顔があった。


チョロ松「…重いんだけど…。」

YOU「ひ、あ！！ああ、ごめんなさ」

チョロ松「いいから、早くどいて。」

YOU「あっ…はい。」


そんな言い方ある？！地味に傷付くんだけど…しかも、ちょっとキュンとしちゃった自分がムカつく！


そう思いながら席へ戻る。


先生「この席でいいですか？」


うわぁ…決まっちゃうよー…。やだなぁ…。


チョロ松「あの、その席だと、〇〇が邪魔で見えないんですけど。」

先生「え？あ…は、はい。」


直球すぎー！先生困惑してるよ！


チョロ松「なので、そいつとかわって欲しいんですけど。」


それって…私の隣？！まじかー…こんな冷たい人と隣で私のメンタル持つかな…？


先生「わかりました。」




そして、席替えが行われた。


チョロ松「あの…さっきは言い過ぎた。別に全く重くない…てか、逆に軽すぎ。だから、YOUにちゃんとした食事させるから。」


YOU「え？は…ええ？！まさか、わざと私のとな…んー！んんー！」


チョロ松「黙れ。恥ずかしい事…言うな。」


この鼓動は…私は…きっと彼が好きなのだろう。


END

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