今日だけは甘えさせて欲しい。

9種類の結果パターン

今日はこのお方！ - 2024年5月9日

今日は不死川、兄のほうですね！


◇◇






「おい、テメェ、ツラ貸せやァ」
「喜んで！」




周りの隊士達は震え上がっているけど、私は可愛すぎて仕方が無いのだ。
耳まで真っ赤。

不死川さん可愛いなぁ。



二人で歩いて、人通りが少ない所まで来た。
優しく腕を引かれて、抱きしめられる。



「…寂しかった」
「私もですよ」



優しく頭を撫でていると、グリグリと首元に頭を押し付けられる。
いつも怖いと恐れられているけど、中身はこんなにも可愛らしい。





「YOU」
「はいはい、なんですか？」
「もっと、抱きしめろォ…足りねェ…」


耳元で弱々しく囁く不死川さん。
可愛い、なんて可愛らしいの！？

愛い〜！！





「はいっ、ぎゅー！」
「ん、足りねェ」
「足りませんか！？」



困った、どうしよう。




「もっと、これぐらい抱きしめろやァ」


ギューッと強く抱きしめられる。


「しし、不死川さ、骨が…」

私の骨がミシミシ音を立てそうだ。



「今日はいつにも増して甘えん坊さんですね」
「……お前が…冨岡ばかりに構うからだ…馬鹿野郎…」
「やきもち…ですか」
「…」




あぁ！！可愛いっ、

やきもち！
嫉妬してくれていたのですね。





「不死川さん、もう私は不死川さん一筋ですっ！」





ギュッとまた抱きついて、背伸びをして、頬に口付けた。


「……足りねェ」
「え？」
「するならちゃんとしろォ」


不死川さんはスっと目を細めて、グッと、頭の後頭部を押さえてきた。

これは！！
そう思った時にはもう唇は重なっていた。






◇◇


ここまで読んでくださり、ありがとうございました〜！
明日も来てくださったら、嬉しいです！

あぁ、不死川さんの小説書きたくなっちゃいましたっ！
作りたいなぁ…！

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