【銀魂】今日は誰と手をつなぐ？【日替わり】

6種類の結果パターン

ちゅんちゅん(・8・) - 2024年5月12日

今日は高杉 晋助です！

◇

「ここが、鬼兵隊の船…」









大きい…な。









「足元、気をつけろよ」









「うん」









晋助は、いつもこんなところで生活してるのかー…

こんなに大きな船が私の住んでた村に来たら、1日で壊滅するだろうな。









「晋助様、お帰りなさいッス！！」









「あぁ」









晋助より少し背が低く、露出度の高い服を着ている女の人が現れた。

大人っぽい…晋助も本当はこんな人がタイプなんじゃないかな…

その女の人は、私をちらりと一瞥すると、「この女ッスか？」と晋助に話しかける。









「そうだ。ちっせぇだろ？」









「そうッスね、まさかこんなにちんちくりんだったとは……。晋助様、私が案内してきましょうか？」









ち、ちんちくりんって言われた！？

いや、事実なんだけどさ…









「いや。いい。俺が案内する」









「了解ッス」









女の人は、また私を見ると、そのまま去って行った。









「…よし、行くぞ」









「うん。ところで、今の女の人は？」









歩き始めた晋助について行く。









「来島また子。鬼兵隊の幹部だ」









「へぇ〜！女の人なのにすごいなぁ…。ってぇ！！？？」









突然、視界に入る異生物。









「あぁ…お前の住んでた所には天人は居なかったなァ」









「あ、天人って…こんな気持ち悪いの…？」









「人型の天人もいらァ。…まァ、この船にいるのは大体こんな奴らばかりだがな」









「ひ、ひぇぇ…」









私は恐怖におののく。

晋助は、そんな私を見て浅いため息をついた。









「………ん」









静かに差し出された左手に、私ははてなを飛ばす。









「…手。繋いでりゃ少しは楽だろ」









「えっ！うっ、うん！！」









ドキドキしながら、自分の手のひらを重ねる。

晋助はすぐに前を向いて歩き始めた。

…赤くなった耳は包帯で隠れ、私の視界に入ることはなかった。

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