＊Six of the language of flowers＊

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初日替わり。
という事で、私彼岸は日替わりに手を伸ばしました～。
はい。
小説もあるのに、なんとね。
いやはや、掛け持ちになるのかわからないですが。
ぼちぼち増やしていきますので。
タイトルは、六つの花言葉ということです。
花言葉が、好きなので
花言葉×六つ子やります。
在り来たりとか言わない言わない。
*Paradise*
小説のURLです。

きっとカラ松だらけになる予感。

7種類の結果パターン

彼等の思いは花の香りにのってくる。 - 2024年5月2日

＊桔梗×カラ松＊

私の彼氏の松野カラ松は、
ひたすらに従順だ。
忠犬のように奴隷のように。
私が、ああしてこうして言う度。
彼は、なんとも嬉しそうにやってくれる。
一回も私のお願いを拒否した事がない。
ある日、釣り堀で一緒に釣りをしていた時。
不意に過った事を聞いてみた。

「ねぇ、カラ松。」

彼は、普段はかっこつけるのをしないで普通にこちらをみた。

「なんだい？」

「貴方は、もし私が死ね。って言ったら…死んでくれる？」

カラ松は、少し驚いてから
にっこりと笑った。

「勿論、死ぬ。」

彼は、淡々と続けた。

「YOUが間違った選択をした事がなかった。」

「もし、YOUが死ねと言ったならそれは、俺が至らない点があったからだ。」

「だったらなら俺は、喜んで死のう。」

普段デートしてる時に見せるような可愛らしい笑顔のまま彼は、
恐ろしい事を言った。

(そうじゃない。)

(きっと彼は、私を私のお願いを死ぬ理由にしているだけ。)

(でも。)

私は、彼の頭を撫でて
ずっと思っていた事を告げた。

「ならお願いね。私が死ぬときは貴方も一緒に死んで。」

彼は、また満面の笑顔でしっかり、頷くと。

「勿論だ!!」

と答えてきた。
本当にこの人は、従順だ。
でもそんな人を愛したのだから
私だっておかしいのだ。
おかしくってもこれが私と彼の愛なら。
それはそれで、良いんだ。
おかしいならおかしいなりの愛があるのだから。

＊花言葉…従順＊