【日替わり】今日はキセキの誰に慰めてもらう？【黒子のバスケ】

15種類の結果パターン

楽しんでいってください。by.美瑠(ﾟДﾟ ) - 2024年5月3日

今日は真っ黒子様が慰めてくれるようです。


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ストーカー被害に遭っています。R-15？


「……。」

また…か。

後ろから誰かが着いてきているような気配。

数週間程前からだ。

帰宅中、ずっと張り付くような視線を向けられている。

まぁ、いわゆるストーカーだ。

着いてこられるだけでそれ以外の被害は無かった為無視していたが、

今日は違った。


いつも通りの帰り道、いきなり肩を掴まれた。

「っな…。」

腕を引っ張られ、路地裏に引っ張りこまれる。

更に、馬乗りになられる。

こいつ、あのストーカーか…!?

急展開に着いて行けない私を横目に、制服に手を掛けるストーカー。

そこで慌てて暴れまわる。

「っ!!」

…別にこういうことは初めてではない。

しかし、慣れない。

慣れたくもないが、この恐怖は薄れることはない。

私の言葉が聞こえていないように、私の服を脱がしていく。

私の素肌が晒される。

「っ…やめて…くれ…。」

恐くて、声が上ずる。

身体も震える。

いやだ…っ。いやだ…！

涙が溢れてくる。

誰か、助けてくれ…!!


「何をしているんですか？」

突然聞こえた声に瞑っていた目を開ける。

「…くろこ…？」

「…犯罪ですよ。」

黒子の声は、恐ろしいほど静かだった。

ストーカーが、慌てて逃げて行く。

「ッチ。」

…黒子の方から舌打ちが聞こえたが気のせいということにしよう。

「…大丈夫ですか？」

私の傍にしゃがみこみ、髪を手でといてくれる。

どうやら、相当ボサボサになっていたらしい。

「すまない…大丈夫だ。」

全開になったシャツのボタンを留めながら黒子を見る。

すると、はぁ、と溜め息を吐かれる。

「な、なんだ？」

「自分のこともわかってないんですか？」

ぐいっ、と目元を拭われる。

「泣いていたんでしょう？すいません…、僕がもっと早く来ていれば…。」

「…いや、ありがとう。」

そう言うと、とても辛そうな顔をされた。

「大丈夫だよ。黒子が来てくれていなかったら、本当に私はあのまま…、だったかもしれない…。」

「……ありがとうございます。」

私の頭を撫でる黒子の手は温かかった。

END



―――

次にこんなことを見付けたら、今度こそ相手を殴ります。

やめてくれ。暴力沙汰はマジでやめてくれ。

…先輩が襲われなければ大丈夫ですよ。

(…なんだかんだで、優しいよな…。)

―――――――

黒子
「評価とコメント、していかないと…クス…、お願いしますね。」

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