いろいろな君を。［銀魂］

8種類の結果パターン

「もっと見せて」 - 2024年5月12日

〈志村新八×素顔〉

「おはよ〜ぱっつぁ〜ん…」


珍しく自分で起きた…偉いぞ私。


「ぱっつぁん〜？」


眼鏡を探してもいない。ていうか、眼鏡はあるんだけど、付属品がいない。


新八「おはようYOUちゃん」


「あれ？ぱっつぁん、眼鏡忘れてるよ。ほら、本体」


新八「僕は今日からコンタクトの生活を始めるんだ。今までの僕とはおさらばだ。ちなみに本体は僕だ」


「ぱっつぁん…どうしたの…喋り方変だよ…あ、イメチェン？イメチェンしたいの？確かに、眼鏡からコンタクトって1番やりやすいイメチェン方法だよね」


新八「そう、僕はイメチェンするんだ…今まで本体は眼鏡と言われ続けていたけど、そんなこともう言わせない！」


素が出てる上に違和感しかない。いや、どんなぱっつぁんでもいいけど、余計に存在が薄くなった気がする…


お登勢「おい銀時ぃぃぃぃ！！家賃返せぇぇええ！！！…っていないのかい、お騒がせしたね…って、YOUそいつは誰だい？…もしかして、不審者か！？」


新八「ふ、お登勢さん、僕ですよ僕…新八です」


お登勢「嘘つけぇ！！新八は眼鏡だぞ！」


新八「嘘じゃねぇよぉぉおお！みんなどんだけ僕が眼鏡ないと生きられないと思ってんだあぁぁぁ！！」


お登勢「ほ、本当に新八なのかい…お前、一層影が薄くなったんじゃないか？」


「イメチェンだって」


お登勢「そうか…まあ、頑張れよ」


お登勢さんはぱっつぁんの肩を叩いて出ていった。


新八「影が…薄い…」


がっくりと肩を落として呟くぱっつぁん。


「ぱっつぁん、やっぱりぱっつぁんは今までの方がいいよ。しっくり来るし。眼鏡があってこそぱっつぁんはかっこいいんだよ」


新八「本当に…？」


「うん。私、眼鏡のぱっつぁん大好きだよ！」


そう言うと、ぱっつぁんは私のことをぎゅっと抱きしめた。


新八「ありがとうYOUちゃん。やっぱりYOUちゃんはいつも僕のことを救ってくれるね」


うん、やっぱり優しいぱっつぁんが一番だ。


私はぱっつぁんの頬にそっと口付けした。
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新八「今度はYOUちゃんの違う姿が見てみたいな〜、あっ、星も押してくれると嬉しいな！」



読んで下さりありがとうございます！

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