【銀魂】今日の神威さん。【日替わり】

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どうも、みのりんです。
日替わり第五段！
今回は神威限定の日替わりです！うわっほい！

最近、神威熱が急激に上がりまして......。
今や完全な神威クラスタです。はい。

というワケでさっそくどうぞッ！

＊メニュー＊

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リクエストを受付中！！！
ネタがないんです！！誰か助けて下さい！！

あんまり甘いものは得意としません。
シリアス寄りのものを好みます。
ギャグも好きだけど。

とにかく！！リクエスト下さい！！

5種類の結果パターン

ねぇ、お腹すいた。 - 2024年5月8日

＿不良兎がやってきた＿(3z)

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学校帰り。
特にすることもなく、阿伏兎と喋っていると、
前方で数人の男が、一人の女を囲んでいた。
よく見るとその女は、銀魂高校の制服に
身を包んでいる。

「全く、あーいうの嫌いなんだよねぇ。
ちょーっとだけシバいてくる。」

「いや、番長の『シバく』は
ちょっとじゃすまねーだろ？ダメだ。」

「行ってきまーす。」
「て、団ちょ...じゃなくて、番長！？」

阿伏兎の焦った声を軽く受け流し、
わらわらと女を囲む男たちに近づく。

「ねぇ、何してんの？」
「あぁ？」

ギロリと睨まれた。キャー、怖い怖い。
ニコニコ笑顔をお兄さんたちに見せながら、
女の表情を確認すると、案の定、
焦りと不安が混じった、複雑な顔をしていた。

「大丈夫。今から俺が、
こわーいお兄さんたちをやっつけるからね。」

そう言った後、目の前にいたお兄さんを
思いっきり蹴り上げた。
女を安全な場所へ移し、にこーっと笑う。

そして始まる、俺の運動。
しかし、それは呆気なく終わりを迎えた。
いつの間にか、冷たいコンクリートの上で
伸びているお兄さんたち。

汚れた長ランを払い、女に向き直る。

「キミ、大丈夫？」
「は、はい......あの、あなたは一体...。」

「俺は神威。夜兎工の三年生。」
「神威、さん......神楽のお兄さん？」
「え？」

神楽の名前を口にしたその女は、
俺を見上げながら、目を見開く。

「まぁ、兎にも角にも、無事で良かったよ。」
「本当にありがとうございました...！」

律儀に、ぺこりとお辞儀をした女は、
鞄を肩にかけ直し、帰路についた。
それを見届けて、俺も踵を返す。
木にもたれかかる阿伏兎に笑いかけた。

銀魂高校の女子生徒か......。
しかも、女は神楽のことを知っていた。
と、いうことは。

＿＿また、あの女に会うかもしれないな。

ふっと、口角を上げた。
バカげた話だ。生憎、俺は女に興味はない。

＿＿でも、あの女だけは違うのかもね。

また、会う時は来るのかな。
......ほんの少しの期待を胸に。

ー・・・不良兎は、今日も行く。