.*･ﾟ日替わり太宰さん.*･ﾟ

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本日の太宰さんは如何ですか？ - 2024年5月10日

.*･ﾟヤンデレ.ﾟ･*. 【貴女side】

もういつからだろう

この暗い場所に閉じ込められたのは

いつからだろう

あんなに優しかった太宰さんがいきなり人が変わった様に私を扱う様になったのは

太｢どうだい？この場所にはもう慣れたかい？｣

辛うじて目と口は塞がれていないので狂気じみた笑みを浮かべ椅子に腰掛ける太宰さんも見えるわけで

『……』

太｢…そんなに哀しんだ表情をしないでくれないか、此所は私とYOUの新しい家なのだから｣

口癖の様に彼はそう言い 決まって私の頬から首筋までを愛おしそうに撫でる

太｢あぁ 本当にこの家にしてよかった。YOUの声や肌が私にしか聞こえないし触れられない｣

太｢ずっと嫌だった。国木田くんや敦くんとばかり話していたのが。｣


太｢私のモノなのに。何故 国木田くん達にとられなくてはならないのかって｣

太｢だから 閃いたのさ！国木田くんも敦くんも探偵社全員が分からない様な所に私とYOU ２人きりで住めばいいってね。｣

実に名案だろう？とにこやかに彼は言う

『…私…は…』


『帰りたい…』


その言葉を放った瞬間太宰さんの瞳の色が変わり 表情も変わった

太｢…何だって？｣

『…帰りたっ…』

言葉を言いかけた瞬間 太宰さんは私の首を強く絞め上げた


太｢困った子だなぁ！！もう少しだけ２人だけの生活を楽しもうと思っていたのに こんなにも早く私と心中したがるなんて！！！｣

声を荒らげ 首を絞め上げる強さを上げ 殺されると思った瞬間

太｢…でも まだ駄目だ、もう少しだけ我慢しておくれ。｣

すっと手を離し またも人が変わったかのごとく優しい笑みを浮かべ私の頭を撫でる


太｢もう少しだけ 君との２人だけの世界を味わってからだ。｣

太｢…あぁ それとさっきので分かったと思うけど YOUを逃がすつもりも無いし 此所からは絶対に出られないからね。｣



太｢永遠に一緒だよ YOU。｣






あぁ




この人からは逃れられない






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太｢よかったら評価を押してくれ給え！｣

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