ーMemberー
▫中島敦
▫太宰治
▫国木田独歩
▫江戸川乱歩
▫芥川龍之介
▫中原中也
▫フョードル・ドストエフスキー
8種類の結果パターン
貴方を癒してくれるのは… - 2024年5月9日
➣フョードル・ドストエフスキー
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「はぁ…、疲れた」
山ほどの仕事を終わらせて家に帰り、第一声。
三徹もした私を褒めて欲しい。
靴を脱いでリビングに向かうと、そこには見慣れた長身の異国人の後ろ姿があった。
「___お帰りなさい、YOUさん」
優雅に紅茶を飲んでいる彼____
「ただいま」と返し、鞄を机に置いて彼の元へ向かう。
彼の隣に腰掛け、その肩に頭を乗せた。
「……ねぇドスくん、…疲れた」
「そのようですね」
「もう動けない」
「だから?」
「……意地悪…」
態と私に云わせようとしている。
彼は「何の事だか」と目を瞑って微笑んでいた。
「……抱擁、してください」
せめてもの声を出してお強請りをしてみる。
すると彼は、私の腰と膝の裏に手を回して、私を持ち上げた。
「わ、一寸!」
「抱擁、だけ良いのですか?」
「え…」
「他にもして欲しい事は無いのかと聞いています」
持ち上げられた体は彼の膝の上に座る。
赤ワイン色の瞳と視線が交わり、心拍数が上がる事が判った。
「え…と、その…」
「何でもどうぞ」
「………接吻も、して欲しいです」
「ふふ。良いでしょう」
胸の内に秘めていた欲望も云わされた。
恥ずかしさで顔を逸らすと、頬を両手で包まれ、また視線が交わる。
「今はぼくの事だけを考えていてくださいね」
「…う、うん……」
にっこりと微笑むと、近付く彼の端正な顔。
あああ、やっぱ無理!!
衝動的に目をぎゅっと瞑る。
「ん…」
柔らかいものが口に触れた。
それは短く、何度も何度も重なる。
腰と後頭部に片手ずつ手を回して、私の逃げ場はない。
蕩けてしまいそうな接吻の嵐に、段々身体の力が抜けていく事が判る。
「……却説、これで疲れは取れましたか?」
「ぅぅ……、ドスくんの莫迦…」
「心外です」
そう云って私の頭を撫でてくれる彼の手は、とても優しかった。
この作品には8種類の結果があります
お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます
ブログに結果貼り付け:
16人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
中二病メープル(プロフ) - ビックラブ💕! (5月4日 10時) (レス) id: df9d4043c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - サクラさん» 了解しました! リクエストありがとうございます🙇🏻♀️ 気長にお待ちください!! (4月27日 19時) (レス) id: a163e2dce8 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - リクエストよろしいですか?できたら賢治くんやってほしいです! (4月24日 18時) (レス) id: 5ea6b380e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - リムル=テンペストさん» そうなんですかー!?🤣 喜んで頂けて嬉しいです!! (4月14日 19時) (レス) id: a163e2dce8 (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 推し(中也さん)でしためっちゃ嬉しかったです口角が天井に突き刺さりました (4月13日 21時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような占いを簡単に作れます → 作成
この占いのブログパーツ
作者名:菜花ゆうら | 作成日時:2024年1月15日 2時