柱は私の虜

皆の想い ページ26

しのぶside

Aが不死川さんに刀を向けた時は正直びっくりしました。

まさか想い人を刺すなんて。

ですが何か理由があったんですよね。例えばかなさんとか。

かなさんが柱に来てから確かにAは少し変わったかもしれない。

今頃気づくなんて私もだめだめね･･･。

姉さん。私は上手くやって行けるのかな？Aを守るためにちゃんとやって行けるかな？




＊しのぶなら大丈夫。諦めないで頑張って。皆でしっかりAちゃんを守ってあげてね＊




胡「！！姉さん･･･」

今、姉さんの声が聞こえたような気がした。

まぁ気のせいだと思うけど。それでも私を動かしてくれるメッセージだった。

私も姉さんの言った通りAを守らないと。

胡「皆さん、かなは必ずAを消しに来るはずです。そしてAには才能があり、お館様には"鬼殺隊の希望"と言われています」

全員「」ｳﾝｳﾝ

胡「これにはきっとお館様にしか分からない理由があるのでしょう」

そこまで言って私は少し躊躇いまた話し始めた。

胡「Aが殺されたら鬼殺隊の勝ち目はほぼ０に近いです。何があってもAを守り抜かなくてはならない。皆さん。覚悟は出来ていますか？」

そう言って私は皆を見渡した。

宇「覚悟も何も最初から鬼殺隊を選んだ時点で覚悟は出来てんぞ」

煉「よもや！鬼殺隊の希望なら全力で守らねばな！」

甘「よぉし！私も頑張るぞっ！」

小「甘露寺が動くなら俺もそうしよう。(甘露寺が動かなくても俺は動いたがな)」

冨「Aのために全力で守る」

悲「私も全力を尽くす」

時「僕はAが大好きだからAのためなら命なんていらないね。Aが生きていて居ればそれでいいから。それに長い間Aを苦しめたかなを俺は絶対に許さないから」

不「俺はほとんど時透と同じだァ。Aは俺の命にかけても守り抜く。そして最後まで守り抜けたら･･･」

『？』

不「さっきの返事聞かせてくれよなァ」

『っ！う、うん！(もうOKしたいんだけど！)』

炭「俺も頑張ります！」

禰「むーむー！」ﾑｯｷﾑｯｷ

手を動かす禰豆子ちゃん可愛い。準備運動かな？

善「Aちゃんの為なら！！」

伊「子分の危機は親分が救わねぇとな！」

カ「私もAのために頑張る」

玄「お、俺も！」

胡「(ふふっ、本当にAさんは皆さんに愛されているのですね)」

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