愛されちゃってくださいな/男主/歌い手/BL

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は〜お腹いっぱい
温かいものを食べたらまた眠くなってきた。

あ「寝る？じゃあ電気消しとくね」

それから俺はまた、深い眠りについた。


天月side

えっさっきのなに！？フニャって！フニャって！！！
流石天使すぎる
眠ったかどうかドアを開けて確認する。
規則正しい寝息が聞こえてきたのできっともう彼は深い眠りの中だ。
Aにそっと近づいてサラサラの前髪を触る。

『ね、お願い…俺に振り向いてよ』

切実な願いを言葉にするも、この場には可愛い寝顔と寝息だけしか残っていない。

キス、したいな…


．

．

A「翔太？あの、俺ごめん。昨日のこと何も覚えてなくて…一晩中俺につきっきりで看病してたんだろ？ごめんな…」

頭をなでられる感覚とともに頭を起こすと、申し訳なさそうにしているAが

『あ、A。おはよう、体調はどう？』

A「おはよう、俺はもう全然平気。それより翔太の方が隈もひどいし休んだ方がいいよ。一晩中俺のそばにいてくれたんでしょ？」

『んー、Aの寝顔見てたくて夜更かししちゃったからなぁ』

キスはぎりぎり留まったけどその代わり(？)に延々とAの寝顔を眺めてたんだ。
規則正しく寝息を立てる可愛い顔を堪能できてどちらかというと元気もらっちゃったんだけど笑

A「何バカなこと言ってんの//…でも、まぁ助かった。ありがとね」ニコ

っっ天使スマイルがまぶしい…！！！
天月さん、一気に目が覚めました！

『はぁ〜ほんと可愛いね…俺にしてくれればいいのに』ボソッ

A「ん？どした？？」

『なーんでもない！あ、僕お腹空いたしなんか作ってくるよ』


youside

『お願いしまーす』

パタンと優しく閉まる扉を確かめてからほんの少し幸せを逃がす。

『はぁ…俺だって誰か一人を選びたいよ』

みんな俺を大事にしくれてるのはわかるし、焦らせないようにゆっくりしたペースを保とうとしてくれてるのもわかる。でも、だからこそ辛い。いつかこの中から一人特別を作らないとずっとみんなを苦しめ続けることになる。

…俺はみんな大好きなのに

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