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とある騎士と、とある女王の恋の話。





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✦ 書いてる人(敬称略) ✦
⚔️❤️ ばぁう
⚔️🩷 てるとくん【 2024-04-25 追加 】
⚔️🩵 まひとくん。
⚔️💛 そうま【 2024-04-29 追加 】
⚔️💚 しゆん



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✦ 4月のお品書き ✦
●愛しているから愛してよ。
●いかないで
●意地悪しないで
●永遠の眠りを
●どろどろぐちゃぐちゃ共依存 ⚠️OD注意⚠️
●逃がすわけないでしょ
●残り2センチ
●僕だけの、秘密の恋人
●ぽっかり空いたこの穴を
●身も心も食べてしまって

30種類の結果パターン

⟡ ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡ - 2024年5月4日

⚔️❤️ 意地悪しないで

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 「あっ、」と彼女が今にも泣きそうな声を出した時、思わず口元が緩んで笑顔になってしまった。





「っもう、ばぁうくん、ひどい」





 ぷくっと頬をふくらませて珍しく『怒り』の感情を表す彼女。どうやらそれほどショートケーキの上に乗っていたいちごを楽しみにしていたらしい。

 なかなか見れない不機嫌な顔に「どうしたのぉ、」なんて赤ちゃんを相手にするような口調で言えば嫌がるもんだから余計に意地悪したくなる。





「いちご……、」

「えー? 早く食べないからじゃん」

「楽しみしてたのに……、」

「へぇ? 好きな物最後に食べるもんねお前」

「うん……、」





 完全に拗ねて目も合わせてくれない。
 顔を近づける度に逆の方向を見るもんだから無理矢理にでも向かせたくなってしまう。強引に、力強く。





「あー……、拗ねちゃって。かわいいね」

「……、」





 等々口も聞いてくれなくなってしまった。そこまで不機嫌になるなんて。やっぱり食べ物の恨みと言うものは恐ろしいものだと実感する。



 俺の皿にまだ乗っかったいちごを彼女の方へと移してごめんねのキスをする。





「ははっ、嘘。冗談。……はい、俺のね。
 あげるから許して?」

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える - んーーーーーーーー すき (4月19日 19時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Stellar | 作成日時:2024年4月17日 0時

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