【歌い手】君の隣で .【日替わり】

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──ねぇ、抱きしめて？──

──お前の隣は、俺だけだろ？──

──だいすきだよ .──

ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ

初めましての方は初めまして。稀乃(ｷﾉ)です。

楽しんでいただけると嬉しいです！

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⚠︎ A T T E N T I O N ⚠︎

・実際の歌い手様とは関係ございません。

・お話が被っていたりした場合はコメントにてお願いします。

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pattern

:まふまふ*甘えたがり
ㅤㅤ ㅤㅤ*埋まらない距離
:そらる*可愛いもの好き
ㅤㅤ ㅤ*Sっ気
:うらたぬき*雨宿り
ㅤㅤㅤㅤ ㅤ*ポッキーゲーム
:志麻*心配性
:あほの坂田/となりの坂田。*照れ屋
:センラ*看病
ㅤㅤ ㅤ*看病2
:天月*許さない
:luz*意外な一面
:ウォルピスカーター*鈍感
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ *鈍感2

s e c r e t *(数パターン有)

【追記:】100評価本当にありがとうございます！
記念のsecretを追加しました。

17種類の結果パターン

今日は、誰の隣に . - 2024年5月12日

pattern9:
ウォルピスカーター *鈍感

ウ｢ねぇYOU？｣

貴『？どうしたのウォルくん』

学校の帰り道でウォルくんとカフェに寄り、好きなものを頼んで雑談していた。

ウ｢聞いて～？俺の好きな子がさ～全然好意に気付いてくれないの。ホントに。どうしたらいいと思う？｣

...またその話。

元から仲が良かった私とウォルくんは、ほとんど一緒にいた。一緒にいたはずなのに。

いつの間にかあっちには好きな人がいて。それにモヤモヤしてしまう自分。

(...なんかもうヤだな)

貴『はぁ～、いつまで言ってんの？告ればいいじゃん告れば～』

甘めのココアを口にしながら、めんどくさそうに返す。

...ウォルくんが頼んでいたのもココアだったのを忘れていた。

ウ｢こ、告...！？むりむり、俺にはそんな勇気ないし...｣

貴『乙女か！そんだけ気付いてほしいのに～？告らないの～？他の男子に取られてもいいわけ～？』

ウ｢...むり｣

恋する乙女みたいで中々面白いな、なんて思いながら、最後の一口を飲み干す。

貴『...出よっか』

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私とウォルくんの帰路には分かれ道があって。

大体はそこでバイバイを言い合い、またねと告げる。

ウ｢YOU今日もありがと～またどっか行こうな！｣

貴『はいはい～早く告ってくださいね～』

私がそう言うと、黙って俯いてしまった。

(あ、やば...しつこすぎた？)

貴『っあ、ごめん、そんなつもりは...』

ウ｢...告っていいの？｣

...急に発せられた言葉がそれって。なんで私に聞く。

貴『いいも何も、早く告っちゃいなよ気付いてほしいんでしょ？』

あーなんか胸が痛くなってきたな。

(早く帰りたい)

ウォルくんの前で帰りたいなんて思った日があっただろうか。

...すると、手に温かい感触。

目の前のウォルくんに両手を握られていた。

ウ｢この鈍感。いつまで気付かないつもり？俺が見てたのは、──いつもお前だったのに｣

ウ｢好きだばか｣

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ウ｢意外とツンデレとか言わないでよ～。恥ずかしかったんだから！評価とかコメントよろしく！｣