これは土蜘蛛の日替わりとなります。
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*雨の導き
*クリスマス
→荒らし:禁止
それでは楽しい一時を〜♪
5種類の結果パターン
土「蜘蛛は…好きか?」 - 2024年5月7日
*雨の導き*
ザァァァア
土「…参ったな…」
久方振りに人間界へと足を踏み込むも、途中からまさかの土砂降りに。やむを得ず停留所で雨宿りをする事にした。
…
どのくらいの時間が経っただろうか?一向に止む気配がなく途方に暮れていた。すると…
YOU「そこにいるのって…土蜘蛛?」
土「!?」
この声…何処で…。そう思いながらゆっくりと顔を上げた。
YOU「やっぱり!久し振りだね♪」ニコッ
目の前には満面の笑みで手を振る…
土「YOU…」
以前は幼い顔をしていたのだが、今ではすっかり麗しい女になっていた。時が経つのは早いものだ。普通であれば喜ぶべきであるのだろうが、こんな形での再会に素直に喜べなかった。
YOU「こんな所で何してるの?土砂降りだって言うのに…風邪引いちゃうよ?」
土「っ…その、傘を忘れてしまってな…」
思わず目を逸らす。男子たる者、女子に心配されるとは…。
YOU「そうだったの!?土蜘蛛って完璧主義者だから、そう言う事には気を付けているのかと…」
土「…」
その通りだ。完璧…これが吾輩にとって唯一の取り柄である。
YOU「あっ、ごめん…気に触る様な事を…」
土「構わん」
YOUにはかっこ悪いところを見せられん。それに宿命の敵である大ガマにもだ。奴に見られたりしたら何を言われるか…。
YOU「…そうだ!」
土「?」
YOU「これと言った用事が無いから、私で良ければ屋敷まで送って行くよ?」
土「…良いのか?」
YOU「うん!だって…大切な人を置いて行ける訳がないでしょ…/////」
土「!」
ギュッ
YOU「っ!?土…蜘蛛…/////」
細身である身体を優しく抱き締めれば花のような香りがした。
土「お主だけにはどうも叶わんな」
YOU「えっ?」
化物が故に告白する勇気が無かった。YOUは吾輩の事を想ってくれている。ならば…
土「YOU…実はな…」
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優衣 - 私も土蜘蛛と結ばれたい。 (2023年2月26日 22時) (レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャラメル | 作成日時:2017年11月27日 1時