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※夢主…not旅人、神の目所持
※台詞…お相手「」夢主『』
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パイモン「こっそり覗いちゃうぞ…!」 - 2024年5月9日
【トーマ_妹じゃなくて】
幼馴染みの綾華とは長い付き合いで、
今日は神里家にお泊まりさせてもらっていた。
綾華「久々の女子会ですね♪
眠くなるまでお話しましょう…!」
綾華が作ってくれた夜食のお茶漬けを食べながら、
ガールズトークに花を咲かせる。
綾華は最近稲妻の鎖国を打ち破った
旅人のことが気になるらしい。
誕生日にはいつも手紙を出しているとか。
綾華「…そういえば、最近トーマとはどうなんですか?」
『な、なんで今トーマさんが出てくるの?』
綾華「隠しても無駄ですよ。
これでも私は貴方の幼馴染みですから」
恥ずかしくて頬が熱くなる。
綾華には全部お見通しなんだろう。
『わ、私の話はいいから!
ちょっとお手洗いに行ってくる!』
綾華「ふふ、行ってらっしゃい」
広い廊下を歩きながら夜風で頬の熱を冷ます。
トーマさんとどうなのか……そんなの昔から変わらない。
『(きっと妹くらいにしか思ってないよね…)』
「…あれ、まだ起きてたのかい?」
『…!』
運悪く部屋に戻る途中で会ってしまった。
トーマさんはお風呂上がりなのか
髪を下ろしていて、いつもより意識してしまう。
「夜更かしもほどほどに……って、
元気がないように見えるけど何かあったのかい?」
『…いや、別に…』
「本当かな……とにかく、
オレにできることなら何でも言ってくれていいから」
昔からずっと変わらない関係。
今更何か言って変わるんだろうか。
気まずくなるのも嫌だけど、それとなく聞くだけなら…。
『…あの、トーマさんって……好きな人いますか』
「……えっ!?」
『い、今さっき綾華とそういう話をしてて…!
トーマさんはどうなのかなって…』
緊張して顔は上げられなかった。
「あ〜そういう話か……そうだなぁ、」
トーマさんは少し困ったように笑いながら答えてくれる。
「…案外近くにいるかもね」
『え?』
「お嬢と仲良くしてくれて、
なかなかトーマって呼んでくれない人なんだけど」
冷ました頬がまた熱くなった。
『そんな、だって…てっきり妹みたいに思ってるのかと…』
その時、額に柔らかい感触が。
「…妹にはこんなことしないかな」
『…!?』
「あっはは、可愛い反応だね」
「ほら、もう寝る時間だ」と
背中を押されて部屋まで送ってくれる。
明日からどんな顔で話せばいいのか、
眠れない夜になってしまった。
_END_
トーマ「次も君の好物をたくさん作って待ってるよ」
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作者名:紫鶴 | 作成日時:2023年7月11日 2時