アニメ夢小説３

Aさんのストーリー

ﾎﾞｰｶﾛｲﾄﾞ＠ミクオ お姫様になりたい貴女へA｢ねぇ…､あたしのこと…好き？｣

ミクオ｢うん､好きだよ｡マスターだもん｣

…それは私が貴方の
マスターだから
好きっていう意味なの？
そんなの､嫌｡

A｢マスターだから､あたしのこと好きなの!?｣

ミクオ｢…え？｣

A｢あたしがお洒落しても､きっと貴方は気付かないのよ！ だって貴方はあたしがマスターだから好きなんだもん！…あたしのことなんて見てないのよ…｣

ミクオ｢…何を言ってるの？Aは馬鹿なお姫様だね｣

ば､馬鹿って…っ!

ミクオ｢気付いてるよ｡ 昨日､新しいﾐｭｰﾙを買った｡とても可愛かったよ？ 先月髪の毛を切った｡しかも巻くようになって､急に大人びた｡｣

A｢…へ？｣

ミクオ｢本当は心配なんだよ？Aの事｡ 所詮､俺はﾎﾞｰｶﾛｲﾄﾞだし､ずっとAの傍に居れない｡ どこの馬の骨とも知らない奴が､Aの事を奪おうとしてるのかと思うと…｣

一瞬にして変わった｡
いつもの､あどけない
彼じゃなくなった｡
真剣で､私だけを見て
視線だけで
私を絡み取ってしまった｡

ミクオ｢反吐が出る｣

ぶっきらぼうに
憎む様に言った一言は
私を幸せにしてくれたのだ｡

ミクオ｢Aは､俺だけのマスターで､俺だけのお姫様なんだよ？…世界で一番のお姫様｣


[END]

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