A…もう離さない…
*15*征くん、怒ってる?
なんで??
「征くん…?」
「…A、もし、チームメイトにアホとバカがいたらどうする?」
「え?」
何それ、どういうこと??
「はぁ…これ…」
征くんはケータイを開いて、メールをわたしに見せた。
「青峰くんと、黄瀬くん…?」
「あぁ…」
征くんは頭を抱えている。
わたしはメールを読んだ。
「…ぷっ…」
思わず笑ってしまう。
「何これっ…あははっ」
「僕としては…邪魔された気分だ」
…邪魔された??
何の??
「ぽかんとしないでくれ。Aといちゃつくのに決まってるんだ。」
………
「っ///」
落ち着いて考えたら、さっきのを思い出して恥ずかしくなった。
「顔、赤いぞ。」
「征くんのせいでしょ///」
「何だ?」
「だから、征くんの…」
言いかけたとき、無理矢理引き寄せられた。
---ぎゅっ
「せっ、征くん!?///」
征くんは耳元で、囁いた。
「続きしよ?」
「っ///」
「キスより先のすごいこと」
「……///」
わたしたちまだ中学生だよ…
無理に決まってる。
「ダメだよ…征くん///」
「ダメ?そんな顔で言ってもそそるだけだ。」
「え…///」
征くんはわたしを再び押し倒した。
「やっ…///」
征くんが無理矢理キスをしようとする。
なぜかわたしは急に怖くなった。
「うっ…やっ…やだぁ…」
「泣いてるのか?」
「…うっ…」
泣いてしまった。
「……ごめん。おやすみ。」
「っ……」
征くんは、そう言うと、自分の部屋に行ってしまった。
この日から関係がギクシャクしだした。
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作者名:心乃 | 作成日時:2012年12月21日 22時