夢恋反応【ヒプノシス/マイク】

20.『喧嘩した時の彼ら』【B.B】ver ページ40

※文字数の関係で、各ディビジョンに一話ずつ区切りました。
ご了承ください。






【B.B】ver






山田一郎
「だから、二次元と三次元じゃ違うって言ってんだろ！？何で分かってくんねぇんだよ！！」

あまりにも彼が推しの話ばかりする為、思わず口走ってしまった彼女と喧嘩。
彼にとって二次元と三次元でしっかりと区切ってはいるものの、それでも嫉妬はしてしまう。
散々言い合った後に、どちらも別々の部屋へ行ってしまう。
だが、落ち着いてくると彼女の嫉妬の気持ちを汲んで彼から謝ってくる。



山田二郎
「はぁ！？な、見てねえよ！！！お前だってさっきの男の事見てたんじゃねぇの！？」

街中でデート中、横を通り過ぎた女の子の事を横目で見ていた彼に気づいて嫉妬からの喧嘩に発展。
ヒートアップする喧嘩は、周囲の人達から注目の的に。
思わず涙目になりながら、もういいと踵を返そうとすれば彼に手を掴まれて制止される。
振り向いて文句言おうとすれば、彼女と同じ様に涙目の彼がこちらをじっと見つめていた。



山田三郎
「どうしていつもいつも子供扱いするんですか。どうせ子供だからって僕との関係も遊びなんでしょう！？」

自身より年下の彼に、無意識のうちに子供扱いと思われる行動や言動をしてしまっていた。その不満が溜まりに溜まって、口を出ていく言葉は刺々しいものばかり。彼のきつい言葉にカッとなって言い返せば、それにまた彼も言い返すという悪循環。
しかし、泣きそうになっている彼をちゃんと見れば胸には後悔が広がる。







【M.T.C】ver↓

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