◇日曜日 ページ22
「あ、たこ焼き…。いいな〜…」
今の時間は11時。さっき
起きたAはソファに座りながら、ぼーっとテレビを見ていた。
寝起きのAはだいぶ心の声が外に出る。
・
「スーパーでも行くか。」
夕方になり、Aに声をかけると「え？」と困惑したように俺を見る。
「たこ焼き食べるんじゃあねぇのか。」
「あっ、え？なんで私が食べたいって思ってたこと分かるの？！」
朝言っていたという事は教えずに、なんとなくだ。と答えると「承太郎に隠し事するとバレる…」と小声で呟いたのが聞こえた。
「俺には隠し事は無しだ。…分かったか？」
「うん！したこと全然ないよ！」
「ここ1週間隠し事ばかりしていたのは何処のどいつだ。」
「……それはごめんって…。」
それ以外の事言ったのにー！と言いながら家を出て、俺の少し前をちょこちょこと歩くA。
ラフな服装をしたAは、胸元を広く開けた制服を着ている女達よりも魅力的に見えた。
◇
買い物を終え、スーパーを出る。
大きなレジ袋が２つも出来てしまい、一個持とうとするとなぜか承太郎が２つ持ってしまった。
「１つ持つよ、重いでしょそれ！」
「これくらいなんてことねぇよ。」
「ひぇぇ…」
軽々とレジ袋を持ち上げた承太郎に、思わず悲鳴。
明らかに買いすぎたという量が中には入っているのに、それを片手で軽々と…。
「A？」
筋肉すごそうって思ってたけどこんなに凄いなんて…。
私5人くらいなら承太郎持てそう…と承太郎の筋肉についていろいろ考えていたら、後ろから私の名前を呼ぶ声が。
「あ！コウ君！」
「偶然だね。買い物かな？」
「うん！…あ、そうだ、コウ君も今日夕飯一緒に食べない？」
「え…嬉しいけど、いいの？」
「？うん。承太郎、いいよね？」
なんでそんなこと聞くんだろう。
承太郎を見ると、承太郎はコウ君を見ながら「そうだな。」と言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐる(プロフ) - 推しが尊いさん» すいません、見落としてました、、。ありがとうございます！ (2019年10月20日 15時) (
レス) id: 1269ed32c7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐる(プロフ) - 蒼音イオ@募集企画予定中さん» ありがとうございます！だいぶ時間かかりそうですがよろしくお願いします、、 (2019年10月20日 15時) (レス) id: 1269ed32c7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼音イオ@募集企画予定中(プロフ) - 本編完結おめでとうございます!!番外編の短編集も楽しみにしております〜!! (2019年10月20日 9時) (レス) id: 0a2747c984 (このIDを非表示/違反報告)
めぐる(プロフ) - 美園さん» ありがとうございます！私はその小説書いてませんよ〜！ (2019年8月18日 19時) (レス) id: 294183b6ad (このIDを非表示/違反報告)
美園 - 双子は知っているもみました！こちらも双子もおもしろいです！二つとも楽しみにしてます！ (2019年8月17日 18時) (レス) id: b24611d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐる | 作成日時：2019年4月14日 18時
