記憶が十三。 ページ18
フォックス「なぜか俺に預けられちゃって…;あ、説明するな。
この腕輪は、この世界での『乱闘』に必要不可欠なものさ。
体に外部からの衝撃が来た時、痛みをなくす装置なんだ。」
「乱闘と言っても、あくまでスポーツのようなものだからね。
本当に死なれちゃらちが明かないよ」と苦笑するフォックス。
フォックス「一回付ければその効果が発揮され、腕輪は消えてなくなる。
《自分の世界》に戻った時だけその効果は無くなるけど、またスマブラ界に来れば
効果は出てくるよ。」
「だったら、わざわざ腕輪でなくとも、錠剤とかでもよかったんじゃ…。」
ディディー「キャァウッキャ!」
フォックス「ハハッ、それ、最初にディディーが言ったんだよ。そしたら
『いやー、それでもよかったんだけど、錠剤だと自分達の世界に戻って
また
君達もいちいち飲むの、面倒じゃん?』ってなって…」
「なるほど…。」
その後も少し雑談を交わし、Aはフォックス達と別れ、捜索を開始した。
・
・
・
・
・
・
「…やっぱり、悪化してる…。」
Aはあの後、クーリエルの森に戻り、
館の様子を見に来ていた。
ドアを開けば、体全体に重りが乗っかったような空気の重さが感じられる。
歩いていけば、様々な悪霊や武器を持ったプリム、フロウスなどが襲ってきた。
それらの敵を倒しながら進んでいけば、大広間に大量の悪霊が。
「っ…!?こんなにたくさんなんて…。今はドォリィやフォーリンだっていないのに…!
もしこの悪霊たちが一斉に街に出たら、
もう私の力だけじゃ、片づけられないですよぉ…!」
だが大量の悪霊はばらけることなく、一か所に集まっていき
巨大で禍々しい姿へと変貌した。
「なーんだ。」
殺気で少し揺れる幼女の髪は、深いワインレッドから深いバイオレットへの
グラデーション、毛先は漆黒になり、
相手を楽しげに見据える目は、不気味な黄色の、鋭い三白眼へと変わっていた。
・
・
・
・
・
・
「ばらけナイなら、面倒くさくナンなくテ楽しめルカモネ♪」
彼女は妖美に、微笑んだ。
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アヤ - とっても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 3795757b52 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ - とても面白いです。 (2015年2月17日 22時) (レス) id: 7ed1b4ea9f (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - 更新頑張って下さい(>_<) (2014年12月5日 21時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - 柳犬さん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!人型キャラとも頑張って絡めていきたいですね…ちなみにこの話の後の日常編は、人型もジャンジャン絡ませる予定ですよっ♪ (2014年10月30日 23時) (レス) id: bd9ba4a499 (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - これすごい面白いです!!応援してます!更新頑張って下さい!ちなみに私はリンクが好きですね(*´▽`*)← (2014年10月25日 19時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽよよ☆ | 作成日時:2014年9月27日 23時