五十二頁目 ページ6
走り出した青年達は、前方にクリーム色を捉える。
それは青年達の探していた、さらさらとした絹のようなそれだったが
威厳のある青年がふと立ち止まる。
「･･･違う」
「はぁ？」
「彼奴ではなかった。」
「なに言ってんだよ！あの髪色、雰囲気、やべぇくらいの妖力！絶対アイツだ！
両側に妖怪だってつれている！」
青年達には、クリーム色の両側にふわふわと浮いている薄氷色と桃色が見えるようだ。
「よく見ろ！背丈が低すぎる。」
威厳のある青年の言葉でラフな青年がベージュを見やり、「･･･マジだ」と呟く。
「でもあんなにそっくりってことは、アイツの子どもかなんかか？」
「おそらくそうであろうな。」
「アイツいつの間にやる事ヤってたんだよ･･･」
ラフな青年は頬をひきつらせる。
威厳のある方の青年はベージュへと近づき、声をかける。
「おい、そこな娘。」
「はい？」
振り向いたクリーム色の少女の顔立ち、雰囲気、体格、その全てが彼らの探し人と
不気味なほどそっくりで、青年は息を飲む。
顔立ちこそ幼いものの、まるで生き写しのようだった。
「お主の血縁者に、『夏目レイコ』なるものはおるか？」
少女は目を丸くして
「レイコさんの事を知ってるんですか？」
と聞く。
ビンゴだ。
ラフな青年は思った。
「まぁ、友人ってトコだ。」
「レイコさんの･･･」
「お主は、レイコの血縁者のようだが。」
「はい。レイコさんは私の祖母にあたります。」
「なんと、娘ではなく孫であったか。」
今度は威厳のある青年が目を丸くする番だった。
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大 - 続きおねがいいたします (9月30日 16時) (
レス) @page10 id: 9a07639c58 (このIDを非表示/違反報告)
マッキー(プロフ) - 続きが読みたいです！更新待ってます！ (2019年12月28日 13時) (レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - ゆっくりみーさんさん» ゆっくりみーさん夏目友人帳と妖怪時計のコラボ夢小説を応援しております、令和の妖怪日和ですね。 (2019年8月26日 5時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりみーさん(プロフ) - 夜月さん» うえええええん待っててくださりありがとうございますううう！！！！これからはちまちまとですが更新していきますよ………！！！！ (2019年8月6日 0時) (レス) id: 76b7fd12ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりみーさん(プロフ) - スカーレットさん» ひょわ〜〜〜ありがとうございます〜〜〜〜〜！！！！！これからもネタをコネコネしていきますよ！！ (2019年8月6日 0時) (レス) id: 76b7fd12ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっくりみーさん | 作成日時：2017年2月7日 0時
