黒バス 短編集 【オレンジ】

【早とちり】　伊月俊　†杏剣†sリク ページ15

「ずっと、一緒」と約束したわけじゃないけど、ずっと傍にいる幼馴染。
　
これからも、ずっと一緒で隣に居るって思ってた。
　
いや、そうとしか考えられなかった。
　
でも、Aはそうは思ってないんだよな…？
　
　
「ねぇ、俊ちゃん。私ね、好きな人できたの。」
　
少し遅い昼食をAと２人で快晴の屋上で食べていた時だ。
　
Aの急な告白に、俺は食っていたパンを落としかけた。
　
「誰だと思う？俊ちゃんのよく知ってる人だよ？」
　
Aは、普段以上の笑顔で俺に問いかける。
　
誰なんだよ？
　
そんな笑顔を向けるAの想い人は。
　
そんなに好きなのかよ…頬を紅く染めてさ。
　
「日向…なのかよ。」
　
俺には、日向としか思えなかった。
　
俺以外にAが一緒に居る奴なんて限られてる。
　
「え？」
　
俺の視界には、床に倒れたAが映っている。
　
Aの視界には、空を背景に俺が映っていることだろう。
　
「俊ちゃん！？////俊ちゃん、違っ」
　
何が違うんだよ。
　
日向じゃなくても、俺はAの口から他の男の名前なんて聞きたくない。
　
俺は、Aの口を強引に塞いだ。
　
「んんっ！////」
　
Aから出されるいやらしい声が、俺の理性を駆り立てて
　
余計に離したくなくなって、俺は自分の舌とAの舌と強引に絡めた。
　
「っ！///やめて！こんな、俊ちゃん好きになったんじゃないよ///」
　
顔を真っ赤にして、Aはそう訴える。
　
「止めない。Aを他の男に渡したくな…え？」
　
「俊ちゃんの馬鹿っ！！////」
　
　
早とちり
　
どうしても、離してくなくて。
　
　
(俺は、俺自身に嫉妬してたってこと…？///)
　
(そうだよ…////)
　
(え？うそ、マジで…？俺も、Aが好きだっ！)
　
　
†杏剣†s
　
長らくお待たせして、すいませんでした！
　
激甘になっているのでしょうか…？
　
リク、していただいてありがとうございました！
　
　
他のリクもできる限り、早く消化していきます！

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