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6*初メテノ冒険_二節 ページ7

「今言ってもいいけど・・・まずは逃げることが優先したい」

俺らは逃げようとしたが奇妙な生物(ナメクジみたいな)に囲まれていた
ならば!!

「・・・・リン、ミク。人形と銃だして」

俺は細長い棒を取り出した
それを握る
すると棒の先端に水晶がついたものが出てきた
これは魔法使がよく手にする『魔法の杖』とでも言おうか
文章に表わすとこんなにも長いのにこの三行が僕らの世界では三秒にも満たないのだ

ちなみにミクは銃を二つ太もも近くにあるポーチから出し
それを構える

リンは手に持ってた熊のヌイグルミを地面に置き
目を閉じて集中する
すると操り人形のできあがりだ

「レン・・・いったいなんなの?この集団」
三人は構えのポーズをとった
「これらはヌルーだと思う。大食いで人食いナメクジとも言われてる」
「な・・・・でかいなめくじ・・・・大食い・・・? ネギが食べられちゃう・・・」

「レン・・・なんで滅びるの?」
「いったろ?大食いって。ヌルーは見たろ通り巨大だ。人一人くらい簡単にのみこんでしまう もしこの群れがレオンに入ったら」

「「レオンの人たちが食べられちゃう!!」」

「そう、たべられちゃうんだ。だから」

「だからレオンを俺らが守るんだ」


俺らはヌルーと言うナメクジに向かって襲いかかった
こっちは三人
あっちは十匹ほど
俺らはまだ弱いし闘い方も余りしらない

たとえここで人間三人死んでもナメクジに食べられて存在がなくなってしまうかもしれない

だけど・・・それでもいい俺らが守らないといけないから
誰かが守らないといけないから

だから守るんだ

大切なものを

7*初メテノ冒険_三節→←5*二章 初メテノ冒険_一節



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作者名:鏡音リリィ | 作成日時:2011年10月16日 21時

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