万事屋銀さんの恋愛事情。

銀時side ページ40

――――１時間前――――

俺はAが仕事に行ってないことを知らずに、
いつものように職場の裏口でAを待っていた。

「A、遅ぇな・・・。まさかってことはないよな・・・」

女「あれ？坂田さん？どうしたんですか？」

俺に話しかけてきたのは、Aが働いてる店の先輩だった。

「Aは・・・？」

女「Aなら今日は来てないですよ？」

嫌な予感がしたのが当たった。

俺はその人に礼も言わずに走り出した。どこを目指したらいいかなんてわからないけど。
とにかくAを探すために走った。

　
５分くらい走り続けたところで、Aが歩いているところを見つけた。


「良かった。見つけｔ―――・・・

目の前の光景に俺は固まってしまった。

Aが男二人に路地裏に連れ込まれる光景に。


それから・・・のことはあまり覚えてない。

とにかくAを助けようとするとこに必死で。

怯えるAを助けることに精一杯で。


なんなく、助けれたけど、助けたあともAは震えていた。

そんなAを見て俺はあの男たちに殺意さえ芽生えた。


そんな中、Aはこの言葉を発した。


「――――――――好き。」

その言葉にまた固まってしまった。


が、固まったのも一瞬のことで俺は早く返事を返そうとした。


「俺は―――――――・・・

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