万事屋銀さんの恋愛事情。

気付いてしまうと感情が爆ぜる〜銀時side〜 ページ32

真選組が万事屋にきてから数日がたった。

銀時はいつも朝９時にAを店まで向かいに行っている。
そして、いつものようにデートをする。か、万事屋に直行している。


　もう、付き合うフリをし始めて結構たったし・・・デート(的なもの)も
　結構慣れたな。

と思いながら歩いているが、実際は――――


銀「・・・・・・・・。」

貴「・・・・・・・・。」


と言う風に会話がない。

　
　いや、会話なくてもデートっていうのか！？
　てか、なんでこんなに無言なの！？俺、前までどんなこと喋ってたっけ？

　つか、初期段階に戻ってねぇか？
　何？俺らの関係、ゲームみたくリセットされた！？
　また、最初からかよ！←

　

ここ最近は銀時とAの会話の回数が劇的に減っている。
そんなことを考えてる間にいつも万事屋についてしまう。


銀「帰ってきたぞー」

神「おかえりアル！！」

貴「あ、あの銀・・・。」

銀「ん？」

貴「悪いけど、今日も、もう帰るね。」

神「え？もう帰っちゃうアルか？」

貴「うん、ごめんね。今日もちょっと用事があるから・・・
　今日も一人で帰るね、あ、でも大丈夫だよ。」

銀「そうか・・・じゃあ、また明日な。」

貴「うん、明日。」

　Aは最近こういって帰っていくことが多い。

　身元が割れないって聞いた日から―――――


新「銀さん、Aさんのことが心配ですか？」

銀「まぁ・・心配っちゃ心配なんだが・・・・ストーカーされてるからっつーのも
　 あるんけど・・・。あいつ、何か俺らに隠してるだろ？」

新「そうですね。」

銀「その隠してる内容が何か脅されてて言えねぇようなことになってるとかかも知んねぇだろ」

　「だから、俺なりに考えたんだけどあいつを―――――・・・・・・



　 守ってやりてぇんだよ///」

銀時のセリフに神楽と新八は顔を見合わせた。

新「(銀さんなりに一晩中悩んで考えたんだろうな。やっぱ、銀さん気づいてないみたいだから
　 言おうよ。神楽ちゃん。)」

神「(そうアルね。)」

　 小声でそう話した。

神「銀ちゃん。銀ちゃんはAちゃんのことが絶対好きアルな。」

銀「は？え？なんでそうなるんだ？？」

神「女の人を守りたいなんて思うのは好きだからネ。」

神「だから、銀ちゃんはAちゃんのことが絶対に好きネ！！」


銀「え・・・俺がAのことがスキ？？」

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