act24.バナナと女神の地獄の鬼ごっこ その2 ページ30
その時、防音練習室のドアが勢いよく開けられた。
「ここにバナナはおらぬかぁぁぁぁぁ！！！！」
零「Aの嬢ちゃんか。どうしたのじゃ？」
アドニス「バナナが食いたいのか？」
「そういうわけではないのだが…」
すると晃牙がAが手にしているあるものを見つけ、歓喜の声をあげた。
晃牙「お、おいテメ〜の持ってるそれ…！その剣は…！！」
「？エクスカリバーじゃが？」
晃牙「すげぇ！！！カッケェ…！どこで手に入れたんだソレ！？」
興奮気味に晃牙がまくし立てる。それもそのはず、Aが持ってるのはかの有名な約束された勝利の剣だからだ。RPGなどをやっていた男子からしたら憧れである。
「くろたまから出した」
そうAが言うのと同時にAのそばに黒くてふわふわした丸い何かが現れる。
晃牙「なんだその黒いの！？？」
零「…お主、Aの嬢ちゃんじゃないじゃろう。我輩のような口調、宙に浮かぶ謎の黒い物体…さては仁兎くんから聞いた『ネメシス』か？」
ネメシス「その通り、よくぞ見抜いたな吸血鬼のおじいちゃん！我が名はネメシス、Aに宿りし女神様である！！！」
零「吸血鬼のおじいちゃん」
アドニス「噂は聞いたことがあるが…本当だったんだな」
晃牙「嘘だろコイツのことなんも知らねぇの俺だけなのか…？」
Aもといネメシスは部屋をキョロキョロと見回している。確かに見た目はAとなんら変わらないがにおいが少し違う気もする…そう晃牙が思っているとネメシスが口を開いた。
ネメシス「それはそうと話を戻すが。バナナはどこじゃ？気配を感じたからここのどこかにいるのは確かなのだが…」
零「まずバナナが誰なのかわからんのじゃが」
ネメシス「髪がバナナの男じゃ」
零「薫くんかや」
アドニス「羽風先輩だな」
晃牙「チャラ男ヤロ〜か」
満場一致で薫だと即答する。なぜあだ名がバナナになったかは謎だが髪の毛がバナナといったら薫しかいないだろう。
アドニス「羽風先輩ならいない。恐らくまたどこかで遊んでいるのだろう」
ネメシス「そうなのか、うむ残念じゃな。…お前は嘘をつかなさそうだと思っていたのじゃが」
アドニス「どういう意―」
アドニスの背後のダンボールをネメシスがエクスカリバーで一閃する。
ネメシス「見つけたぞ、バナナ」
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さゆな(プロフ) - 生徒会はプリキュア面白www全てにおいて笑いすぎたwww (2019年7月17日 17時) (
レス) id: b90089acae (このIDを非表示/違反報告)
のんず。(プロフ) - 純さん» 純さんありがとうございます〜！励みになります(o^^o) (2019年7月14日 17時) (レス) id: 6b182e809f (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - おもしろかったです！ (2019年7月13日 21時) (レス) id: 9f70754803 (このIDを非表示/違反報告)
のんず。(プロフ) - 音咲 椿さん» 音咲さんありがとうございます……！とても嬉しいです♪近いうちにまとめて更新しようと思っているのでお待ち下さい〜！更新速度上げれるよう頑張ります……！ (2017年7月1日 4時) (レス) id: af8635f5b7 (このIDを非表示/違反報告)
音咲 椿 - 面白いです最高！息ができない!wwwwww!( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!!こーしん頑張って下さい! (2017年6月18日 10時) (レス) id: 1947566653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんず。
作成日時：2017年3月31日 4時
