第4影 ページ7
sideシグレ
シグレVSうちはイタチ
シ「まさか...貴方と戦えるとはね、うちはイタチ」
イ「俺もまさか、貴女が俺の相手になるとは思いませんでした、波槌シグレさん」
シ「ッフフ、波槌の血が騒ぐ...手加減はしないぞ?言っておくが、私には写輪眼であろうと、万華鏡写輪眼であろうが幻術は効かない...何故なら、私は初代当主・波槌スミレ様の子孫だからだ」
イ「さすがですね...四代目水影の側近なだけはありますね...では」
シュッ
うちはイタチはクナイを投げる。が...
キンッ!
私は腰に差してある双剣を鞘から抜き、クナイを弾いた。
イ「それが名刀・草華月歩ですね」
シ「ええ。この刀は我が波槌家に代々伝わる名刀...この刀は主を選ぶ刀だ。今までこの刀を扱う事が出来たのは、私とスミレ様の二人だけ...この刀は、霧隠れ忍刀七人衆が扱う刀にも引けを取らない力を備えている」
イ「さすがは白い水雷神と呼ばれる波槌シグレさんだ」
私はうちはイタチに攻撃を仕掛ける。
ジャキーン!
私の双剣を、二つのクナイで受け止めた。
シ「驚いた、私のこの攻撃を受け止めた忍がいるとは...さすがは天才と呼ばれるだけはあるな...うちはイタチ」
ギリギリギリ
イ「くっ...」
しかし、私の力に耐えているのか、うちはイタチは苦しい表情をしている。
シ「だが、まだまだだな...!」
ジャキーン!
私は刀を弾き返した。
イ「くっ、力が強すぎる...!」
うちはイタチはそのまま後ろに下がった。
シ「さぁ、まだまだこれからだぞ」
私が再び攻撃を仕掛けようとすると...
や「シグレ!もう俺は終わったぞ!」
やぐらは十蔵との戦いを終えたらしい。
そして、十蔵の方を見てみると__
シ「っ?!何があったんだ?」
そこには、折れた首切り包丁が刺さった十蔵の姿があった。
や「俺が尾獣化して、十蔵に攻撃をしたらこうなった」
やぐらは尾獣をコントロールすることが出来る人柱力だ。
なので、やぐらは尾獣化することが出来る。
や「シグレ、ここまでだ。俺は十蔵を連れていく」
シ「あっ、やぐら。その前に...」
ガリッ
私は親指を口で噛み血を出し、
シ「口寄せの術!」
ボンッ!
口寄せの術をした。
口寄せしたのは、
ア「シグレ!僕を呼んだかい?」
狼であるアンズだ。
シ「アンズ、やぐらと十蔵を乗せて里まで戻ってくれ。私は少し、うちはイタチと話がしたい」
ア「分かったよ!さっ、四代目。僕の背に」
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作者名:紅暁武 | 作成日時:2017年9月1日 7時