第42話 ページ13
side小次郎
俺は正直、顔には出さなかったものの、内心驚いていた。
渚が本気で怒る姿を久々に見たからだ。
渚は滅多な事が無ければ、早々本気怒るような奴じゃないからだ。俺ですら、渚が本気で怒った姿を見たことがあるのは、片手で数えるぐらいだ。
渚は、俺のために本気で怒ってくれたのだと思う。東京支店を成功させるかされないかで、俺の目標に近付くか遠ざかるか渚はよく理解しているからこそ、俺の代わりに幸平を本気で怒った。...そう思うと、俺はすごく嬉しかった。
渚が、俺をこんなに大切にしてくれているのが伝わってきて...今度、二人でデートするか...そんな事を考えながら、俺はスタッフルームで着替えた。
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紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございます!今は終わりのセラフの執筆がしたいので、更新が遅くなりますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年10月20日 17時) (レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 面白いです更新頑張ってください!応援しています(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年10月15日 13時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅暁武 | 作成日時:2017年10月7日 22時