瀬名先輩の妹ちゃん【影片みか】 (ページ4)

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妹ちゃん３ページ4

今日はRa*bitsのプロデュース日。今日の2年生は1年生と3年生より授業が早く終わったので、練習部屋で準備していた。

『いっつもタオルと飲み物あべこべになっちゃうから、かわいい収納箱買ってきたけど…喜んでくれるかな？』

私は安くてかわいい少し柔らかい素材の箱を並べていた。ピンクはなずなお兄ちゃんで…水色は創くんで…

ｶﾞﾁｬ…

『あ！こんにち…え？』

み「あ、あかん！まちごーた！」

関西弁を話す男子が立っていた。
確か、Knightsの練習の休憩時間にお姉ちゃんが話してた子じゃ…？

『もしかして…お姉ちゃんのお友達？』

み「そうやで？…えぇーと、瀬名先輩の妹さん」

『お姉ちゃんに教えて貰ったんだねー？…でも、なんで私が妹だってわかったの？』

み「き、昨日…お兄さんを追いかけてたやろ？」

『えっ？』

なんで私の昨日のことを…!?
…あ！

『昨日、お姉ちゃんといたの君だったね！』

み「そやでー☆せや、名前言うの忘れとった…おれ影片みか。隣のクラス。Valkyrieのグループに入ってるでー」

『わ、私は瀬名 A。影片くんって、なんか話しやすいね！』

初対面でこんなにスラスラ話せたの初めて。
影片くんが馴染みやすい。

な「にゃんで、ここにみかちんがいるんら…？？」

なずな兄ちゃんは急いできたからなのかすごく噛んでいた。

み「あ！なずな兄ィ！」

『あ！影片くんが場所間違えちゃったらしくて…！』

み「じゃ、じゃぁこれで！またなAちゃん！」

『うん！またね！』