瀬名先輩の妹ちゃん【影片みか】 (ページ12)

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妹ちゃん１１ページ12

泉「…何時だと思ってるの？」

『…は、８時。』

泉「なんでここまで遅れるわけぇ？」

『私が数学の時間に寝ちゃって、そのまま放課後までずっと…』

只今、お兄ちゃんに説教されています。
長いし、正座させられてるから足がしびれてきてる…。ひどいよ、このお兄ちゃん！

泉「まず第1に授業中に寝ることがおかしいよね？」

『…我慢できませんでした。』

泉「はぁ…もういいよ。もう部屋に行ってもいいよ」

私はやっと正座をやめて、部屋に戻った。
2人で帰ったの楽しかったなぁ…

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み「Aちゃん、寒ない？大丈夫？」

『大丈夫だよ！そろそろ夏になって欲しいよね』

私がスマホで暖を取っていると、隣から手がでてきた。その手は私の頭の上に。

み「Aちゃんはほんま可愛ええな」

『…えっ！？』

その置かれた手はゆっくり撫で始めた。
私はお昼の時みたいに体温が上昇していく。

み「また、一緒に帰ろな～」

『は、はい！』

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『…撫でられた時、なんか胸が痛かったような気がしたんだけど…気のせいかな？』

私は思い出して、自然と嬉しくなる。
また、帰りたいな…