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ブルーラグーン ページ6

彩side

今日は火曜日

KZの皆と日替わりで飲むから今日は誰なのかな?

そう思いながらも大学のレポートを進めていた。


〜数時間後〜

ピンポーン

チャイムの音がした。

ドアを開けると上杉くんが

「立花、飲みに行こうぜ。」

今日は上杉くんだったんだ!

私は、急いで準備して上杉くんと共にバーに行く。

上杉くんはどこに行くか決めてあるらしい。

連れてこられたのは大人っぽいけど、緊張しないような安心するとこ。

「立花、今日飲むカクテルは俺が決めて良いか?」

「いいよ!」

ニッコリ笑った私に頬を染める上杉くん

熱?照明のせいかな?

なんて思っているとカクテルが運ばれてきた。

運ばれてきたのは上が水色で下が青色の2色でできているカクテル。

「なんて名前のカクテルなの?」

「ブルーラグーンって言うんだ。」

綺麗だから、飲むのが勿体ないと思ってしまった。

「飲めよ。」

「うん...」

「このカクテル嫌いか?」

不安げに聞いてくる上杉くんに

「このカクテル、すごい綺麗だから、飲むのが勿体ないなぁって思っちゃったの。嫌いとかじゃないよ。」

思ったことを口にすると、安心したように

「また、連れてってやる。」

微笑みながら答えてくれた。




そうして飲んでるうちに時間が経っていた。

もう、暗いから家まで送ってくれる上杉くんの好意に甘える

次、いつ集合がかかるのか

KZの話ばっかりしていた。

家の前まで着いた時、少し拗ねている上杉くんに気づく。

「上杉くん。どうしたの?」

「いや...立花は本当にKZが好きなんだなって思っただけ。」

当たり前じゃない。

「なんか...ムカつく。」



「なんて言ったの?もう一回教えてくれる?」

そう言った私に上杉くんは

「なあ、立花。今日飲んだブルーラグーンの意味って知ってるか?」

唐突に話題を変えてきた。

「ううん。分からない。」

そう言うと、

門扉を開けて、私の家のドアノブに手をかけながら

「ブルーラグーンの意味は〈誠実な愛〉
好きだよ。俺の天使さん。付き合ってほしい。返事は日曜日に待ってる。」

え?

言うだけ言って、玄関のドアを開け私を押し込む。

「まっ、待って!」

そう言った私が扉が閉まる前に見たのは耳を真っ赤にさせた上杉くんだった。

デプス・ボム→←キャロル



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未胡成(プロフ) - Supika☆さん» 本当に遅れてごめんなさい!頑張りますね (2020年5月18日 21時) (レス) id: 834fae0dd3 (このIDを非表示/違反報告)
Supika☆ - 番外編が楽しみ〜更新頑張ってください! (2020年5月18日 21時) (レス) id: 69a4eade80 (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - イロハさん» いろはちゃん、ありがとー!もう、頑張ります! (2020年4月23日 9時) (レス) id: 834fae0dd3 (このIDを非表示/違反報告)
イロハ(プロフ) - み〜こちゃん番外編の更新楽しみにしてるよ〜ゆっくり頑張ってね! (2020年4月23日 9時) (レス) id: 2b4cdea49e (このIDを非表示/違反報告)
Aoba(プロフ) - 未胡成さん» 待っているので、時間をかけて頑張って下さい! (2020年4月8日 6時) (レス) id: c784392e1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちぇな&結奈&未胡成 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harukayuto1  
作成日時:2020年3月17日 14時

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