【日プ2】僕をPick Me Up！

◎さしいれだよ ページ5

｢お疲れ様みんなー！！！｣


無限大 合同練習。
仲宗根さんのレッスンが終わって、一息ついていたところに、元気いっぱいの彼女が来た。


四谷｢ありがとうございます〜！！｣


飯沼｢アイスだー！｣


クーラーボックスを開けると、キンキンに冷えたアイスがあった。


｢重かったぁ〜｣


古瀬｢そんなに？｣


｢うん〜、全チームに配ってたの。ここが最後だよ。合同でやってるって聞いたから、急いで来た！｣


尾崎｢えーーー！俺呼んでくれたら運んであげたのに！｣


｢だめ！みんなは練習第一！｣


尾崎｢そうやけど、困った時は頼ってなー？｣


｢ふふふ、ありがとね。｣


尾崎｢がはっっ！かわいい…、｣


｢何言ってんのー、ほら食べなー｣


むぐ。
俺の口の中に冷たいアイスが。


｢はいっ！蓮汰も！あーん！｣


西島｢？…あー、｣


｢かわいいい！｣


小堀｢また始まったっすね｣


｢柊くんもほら、あーん｣


小堀｢なんで俺まで、｣


｢あーーーーーーーん｣


小堀｢んっ、｣


嫌がってるフリして満更でもない顔してるー！10代組にはすこぶる優しい、甘やかすAちゃん。…そういえば雄大にもあまあまやったな…。


｢……、藤牧くん？｣


藤牧｢はい、？｣


｢美味しい？｣


藤牧｢美味しいです、ありがとうございます。｣


｢よかった、｣


藤牧｢……歌のレッスン、楽しみにしてます｣

｢〜〜！うん、わたしも藤牧くんに教えるの楽しみ｣


あーあ、
京介顔真っ赤やん！
人見知りでただでさえぎこちないのに、ロボットみたいになってる！！！


飯沼｢Aーちゃーーん！｣


｢トニちゃん〜うちゅちゅ〜。うわ、ほっぺ冷たぁ！｣


飯沼｢一気に食べた！｣


｢頭キーンなったでしょ｣


飯沼｢ひひ、なった！｣


よしよし、数10センチ身長が高いアントニーの頭を撫でる。羨ましい。さすが末っ子メンバー。俺も末っ子になりたい(？)


小林｢ねえー、Aさーん｣


｢はーい？｣


小林｢もう1本食べていい？｣


｢多めに持ってきてよかった…、食べて食べて！｣


小林｢ありがとうございます、｣


｢お腹壊さない…？｣


小林｢大丈夫！俺からだ強いんで！｣


｢そう？ならよかったけど、｣


小林｢Aさんも一緒に食べましょー？｣


｢かわいい！！！！きみを食べたい！！｣


小林｢えぇ！！！｣




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