【日プ2】僕をPick Me Up！

◎おえおのへや ページ17

｢なりゅ〜〜〜｣


大久保｢っAちゃん！！｣


大好きな大好きなAちゃん。


初めて会った時から、波留のことかわいいって言ってくれてたくさん甘えさせてくれるトレーナーさん。


…トレーナーさんって感じあんまりないけど…。


｢わ！波留 体おっきいんだからあんまり勢いつけすぎないでぇ｣


大久保｢あ、ごめん…、でもずっと会いたかったんだもん｣


｢なりゅ………っ！｣


ヴァサ｢はーい、2人だけの世界ややめてくださーい。こっちち全員いまーす｣


大久保｢邪魔しないでよぉ！｣


松田｢イェガ先生ナイスっす！てかAちゃん髪結んでるのもかわいいな〜！｣


栗田｢Aちゃん来るの待ってた〜！！｣


佐野｢波留ばっかずるいわぁ！｣


後藤｢Aおつかれ〜｣


誰か聖徳太子呼んでー！って言うAちゃんとオエオメンバーみんなの笑い声が響く。


｢ていうかみんな汗びっしょりだねぇ。よく頑張ってる証拠だぁ。ね、雄大！｣


佐野｢俺ほんま頑張ってるもん！あ、みんなもすごい頑張ってるのは間違いないけど！｣


｢ほんとに伸びてるよ、歌も。みんなも負けてらんないね！｣


栗田｢Aちゃんにそう言われるとやる気出るわぁ｣


ヴァサ｢Aちゃんのレッスンめっちゃわかりやすいしやりやすいし…、まじ頼りにしてるよー｣


｢え、今日母の日じゃないよね？｣


後藤｢母の年齢ちゃうやん｣


…波留の目には、
威尊くんとAちゃんは特別仲がいいように見える。


今だって、威尊くんはAちゃんの頭を撫でて愛おしそうに見つめてる。


佐野｢あ、Aちゃん見て〜｣


｢んー？｣


佐野｢身長0.5センチ伸びてんけど気づいたぁ？｣


｢気づけるかぁ！｣


そう言って雄大くんと笑いあってる。
なんかやだな。波留以外の誰かと仲良くしてるAちゃん。


大久保｢Aちゃんは波留だけ見てたらいいよぉ〜｣


ヴァサ｢…波留って意外と独占欲強いタイプ？｣


栗田｢Aちゃんにだけでしょー｣


ふふん。波留のAちゃんだもん。


松田｢威尊くん顔怖すぎないっすか！｣


後藤｢んえー？そんなことないで｣


佐野｢威尊くん、Aちゃんの事になるとなんか顔にめっちゃ出るよな｣


ヴァサ｢分かりやすくてかわいいねぇ｣


ふん！威尊くんより波留のほうがAちゃんのこと好きだもん！

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