自由きままに考える小説の作り方。

（続） ページ22

しかし、注意してほしい点がひとつあります。占いツクールでは文字数の限界が2048文字とされていますが、正確には1024文字が限度です。と、いうのも占いツクールでは全角……つまり、ひらがなや漢字、カタカナは2文字として換算されます。逆に数字や英語などは半角として扱われますので、※1文字として換算されます。つまり小説は、ほぼ全角なので1024文字という文字数が大体は正確なのです。
※英数字にも全角と半角が存在しており、１は全角1は半角とあります。またｶﾅというものも存在しており、このｶﾅは半角として扱われます。

　補足しておくと改行は半角扱いなので1文字換算。空白はほとんどのＰＣの場合、全角で換算(2文字扱い)、ほとんどのスマホタブレットの場合、半角で換算(1文字扱い)とされています。


　話はそれてしまいましたが、要は占いツクールでこのワザを使うときは100文字を目安とする場合は200文字、400文字を目安とする場合は800文字と考えてください。

　さて、言うを使わないで表現するにはどうすればいいのと聞かれれば、答えは“発言した・する人間の動作を書けばいい”が類語を使う以外の答えだと思います。
　まあ、言葉で説明するのも難しいので実例を見てみましょう。

僕がきつめに言うと、彼女はムッとした表情で唇を尖らせた。

「うるさいわね。あなただって似たようなものじゃない」

そう述べると眉根を寄せ彼女は、ふんっとそっぽを向く。

　類語も交えながら表現すると、さらに良くなるはずです。


■まとめ

・同じ言葉を連続で使用するのはあまり小説の文章としてはよろしくない

・同じ言葉を連続で使用する際には類語などを調べて使ってみると良くなるかも

・一度使った言葉は何文字まで使わないと目安を設けるといいかも

・言うなどの場合は、キャラクターの動作などでも表現することができるよ

・類語を入り交えながら表現するとさらに○

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