帝光中学校に緑間の妹がいて年中マフラーをして、その子は『自称ヒーロー』と名乗ります。【黒バス】 (ページ17)

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赤司side

緑間がなにかに勘づいたみたいな気がするな。

どうしたものか……

何に気付いたのか……ん？

あそこにいるのは

___俺は横脇の左側……つまり、水道がある方の扉の後ろ側に目をやった。

あの人は・・・？

たしか、虹村主将を狙っている、虹村主将と同じ2年の緑山柚稀……だったか？

明らかにこっちを

いや、桃井とAを睨んでいるな。

恨むように。

対策をしないといけないな。

まあ、そこはまた主将たちと話そう

監督「ー以上だ！それじゃあ、全員お疲れ様！片付けに入れ！」

全員「あざーーした！！」

片付けに入るか。

おや、Aが重たそうだな。

手伝うか・・・

やめておいた方がいいのかもしれないな。

？「赤司！」

山谷さん？

「どうしました？」

山「桃井とAさん達のこと手伝ってくれないか？あっちは俺らに任せとけ」

あっち・・・

ああ、緑山さんか。

「分かりました」

山「頼んだぞ。虹村ー」

虹「ああ」

さすがだな。あの二人は。

さて、俺も行くとするか。

「A、手伝うよ」

貴「？ああ、赤司君。フローリングとかは？」

やはり、一筋縄ではいかないな。

「ああ、副主将がこっちは人で足りてるから、マネージャーの手伝いしてやれって。」

貴「そっか。ありがとう。じゃあ、桃井さんの方手伝ってくれない？私は大丈夫だし」

桃「えっ、Aちゃんの方が大変だし、赤司君はAちゃんのこと手伝ってあげてよ！」

確かに、桃井はタオルのみに対し、Aはスポドリの容器とギブスだ。

どちらにせよ軽くてもAの方が量が多い。

前のことで、桃井に無理させないようしてるんだろう。

「そうだな。3人で分ければ丁度なんだし、俺にもやらせてくれないか？いつもやって貰ってる分ね」

貴「はぁ、分かった」

桃「ほんと、Aちゃんはあの日から過保護になってさー、赤司君来てくれて助かったよ！」

「ふふっ、2人とも本当にいつもありがとうね。後、あまり無理しないで欲しいな。」

貴「分かってるよ」

桃「もちろん！」

とりあえずはこの2人の注意は背けられたかな。

まあ、たぶん大丈夫だろ。

虹村さんと山谷さんだし。

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