#406【深層心理】 ページ4
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リヴァイside
「見て、あれウィリアム様よ。
何でも調査兵団に入られたとか…」
「ご立派な方よねぇ、お婿に欲しいわ」
「ねぇ、お隣にいらっしゃるのミラ副長じゃなくて？」
「お二人共とてもお綺麗だわ…」
先の方で歩くミラとウィリアム。
奴の白い衣装にミラの漆黒のドレス。
ソ「あの2人とてもお似合いですね(笑」
リ「………」
慣れねぇ格好で歩くミラに腕を貸すウィリアム。
ミラの漆黒の衣装は…俺の想像を遥かに超えていた。
らしくねぇ。
あいつはどちらかと言うと昔から明るい方を好んでいた。
場所にしても…色にしても…
暗いところを拒んでいた。
ずっと黒く薄汚えゴミ溜めにいた俺達にしてみりゃ明るさは無縁だった。
でもあいつはそれを望んでいた。
明るいところへと導かれるように、あいつは明かりを好んだ。
そんなミラがこの衣装を着たことに、俺は正直疑いを持った。
…何か考えがあるんじゃねぇかと。
だが、それはマルクスのある言葉でわかった。
マ「リヴァイ、お前あいつにソフィアに似ている…とか言ったりしたか？」
ソフィアと一旦分かれ、出された紅茶に手をつける俺にマルクスが問いかける。
リ「…さぁな」
マ「ミラの野郎、ここ最近やけに気にしてたみてぇだぞ」
リ「………」
マ「ミカサ達から聞いたんだよ。
衣装を選ぶ時、ソフィアと被りたくねぇとか何とかって言ってやがったってな」
“らしくねぇと感じた発言の数々は…ソフィアと似ていたお前だったからだ。今朝見たものが事実だ…”
あの時嘘をつくのに咄嗟に出た言葉だったが、まさか奴がそこまで気にしていたとはな。
いや、気にして当然のことを言ったのは…俺だ。
リ「…あぁ、確かに言った」
マ「相変わらず女心をわかってねぇなリヴァイ」
リ「………」
…そうか。だからあの時も…
“わかるの…？”
着たこともねぇはずの白い衣服を着たミラは驚いた顔でそう言っていた。
あの時は酔いで回ってねぇ頭だからと特に気にはしていなかったが…
“…私…って魅力ないの…？”
背中の空いた黒い衣装に身を包むミラを見る。
今なら全てが理解できた。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
