#番外編【トラウマ】 ページ18
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これは私がリヴァイと知り合って何年か経った頃の記憶だ。
当時、私が13歳…
リヴァイが15歳の時だった。
私は地下街の有名なゴロツキ共が集まる裏街へと来ていた。
それは、ある男から「ガレットが攫われた」という情報を告げられたから。
ガレットは私の家に住む13歳の女の子。
ある日、道端で餓死しそうなところを助けて保護した子だ。
その子が裏街に攫われた…
裏街に女の子が攫われたとなれば、地下街出身の奴等は口を揃えて「使い捨てにされる」と言う。
襲われて、使った後は臓器売買などの闇取引で売られる。
だから、何としてでもガレットを助け出す必要があった。
必死に裏街を駆けて、道行く人に尋ねていくとある場所へと辿り着いた。
バンッと開ける扉。
薄暗い家の中に2人の男が立っていた。
…ッ…ガレットは…
辺りを見回すも彼女の姿が見えない。
バタンッと出入口の扉が閉められる。
男は合わせて3人いた。
あ「ッ…！！」
グ「お前なら1人で来ると思ってたぜミラ…
てめぇはよく1人で突っ走ってくれるからよぉ。
あのリヴァイが一緒じゃねぇんならお前1人くらいどうにかなるしな」
ニタリと笑う男。
こいつは地下街でも割と悪名の知れた男“グレイソン”だった。
少女達を襲っては地上の貴族共に高値で人身売買していた。
…こいつが…グレイソン…
黒髪でドス黒い瞳。
光を失っている目は不気味に見えた。
ニタァと笑う笑みも気味が悪い。
この時の私はリヴァイから戦術を習い始めて、ようやく板についてきた頃だった。
有名なゴロツキ共を相手にするにはまだまだ未熟だった。
だからこそガレットを見つけて、こんなところ早いとこ出る方が得策だった。
だが肝心のガレットが見当たらない。
辺りをキョロキョロしていると、グレイソンが
グ「ガキのくせしていい体してるからよぉ…
味見した後は貴族共に高値で買い取ってもらいな」
と私に言ってきた。
…え？
私の両隣に2人の男が駆け寄り、腕を掴まれる。
…ッ…身動きが…とれないッ…！
あ「くッ…何するの…！！」
グ「“何する”だって？
ハッ…決まってんだろ。てめぇを食うんだよ。
こうやってな」
ペロッ…と私の首筋に生温い感触が伝わった。
ゾク…と恐怖を感じた。
両隣にいる男達に拘束されているせいで身動きが取れず、思うように抵抗ができずにいた。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
