【HQ】山田先生は目立たない

023＝＝＝ ページ24

サブタイトル

はじめまして(二回目)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



五色「山田さん白鳥沢入るんっすね！！」

『あ、五色くん。うん‥なんか入れってさ』


五色「あ、皆さん知らないっぽいんで自己紹介お願いします！！！」

『ん。はじめまして山田Aです。あー…タメ口とかで別にいいし気軽に話しかけてね』

そういうと素直な返事が響く。





てかピッチピチの高校生の中に一人20代後半の人混ぜるか‥？なんかこれ言ったらおじさんみたいだからやめよ。

そして牛島くん(ウシワカ)と話していた天童くんがこちらに来る。


天童「ねえねえ、Aクンってポジションどこ？」

『んー…別に………オールダウンダーだよ』

天童「だって〜！どうする若利君！！」


そして天童くんはその隣にいる人物＿＿＿＿＿


牛島「そうだな…」



＿＿＿＿＿＿牛島若利へと返答を求める。


『あ、別にピンサーとかで良いよ？』

そっちのほうが体力使わなくてもいいし。鷲匠先生からの視線は刺さっているが、ここは牛島くんに任せるらしい。


牛島「ならピンサーで」


『じゃ、ベンチ座ってるね』


鷲匠「……お前、なんで試合に参加しない」

『……高校生の戯れに大人が入るわけにはいきませんよ』

そう言いながら稲荷崎と対戦している白鳥沢を横目に見る。

『心配しないでくださいよ。ピンサーの時はちゃんと本気でやりますから』


そう軽く笑いながら言う。流石にこれだけでも約束は守るよ俺は。


そういった瞬間、白鳥沢のサーブになった。うお、早いな。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

次回、

ホンキのサーブ。

024＝＝＝→←022＝＝＝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す