6 急接近 ページ6
なかむら「おはようございます〜。」
高比良「あっ。おはようございますー!ほら、Aさん!チャンスです!早速敬語無しでらいってみましょう!(小声)」
うわ、ずっと敬語だったから変に緊張する…
『な、なかむらさ、なかむら…、おはよう!!』
なかむら「え、いまなんて…?」
『おはよう、なかむら!』
なかむら「えー、敬語無し!?むっちゃ嬉しいけど違和感しかないなあ」
『高比良…が、こうしたほうがいいんじゃないって、アドバイスくれたの。距離、つめれたかな』
高比良「バッチリじゃないですか?ね、なかむらさん。」
なかむら「急接近でしたよ!いや、でもマジでいいと思います!ほら、言うてる間に京極が…」
京極「Aさん、おはようございます。これ、コンビニで見かけたんで、ついでに買うてきましたよ。」
『おはよう、京極。って、それ私がこないだ探してたやつだよね、ありがとう。嬉しい。』
京極「へ?」
なかむら「聞いたことないくらいアホみたいな声www」
高比良「さっきよりナチュラルなタメ口でいけましたね!」
京極「え、なに?これ。」
『みんなともっと仲良くなりたくて、やっぱタメ口のほうがいいのかなって…』
京極「でも敬語がこだわりだったんじゃないんですか?」
覚えててくれたんだ…
確か出会ってまだ1ヶ月くらいのときに話したことなのに。
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作者名:おぜんざい☆混ぜ混ぜ | 作成日時:2024年2月20日 2時