【鬼滅の刃】ねぇ無一郎くん、こっちを向いて。

ねぇこっち向いて 24 ページ30

宇髄side



最近、時透の様子が派手におかしい。
…まあ、いつもなんだがな。





時透の恋するAの前では、いつもそっけなくしている癖に、俺とかの前になるとぎゃあぎゃあ発作だとか言って騒ぎ出す。






なんつーこじらせ美少年なんだよ。





雛鶴「そういうお年頃なんですよ、天元様。」




宇髄「派手にめんどくせぇ年頃だな」





と嫁に話している時。








無一郎「宇髄さぁああんっ聞いてよ聞いてよ!!!!!」







また今日も来た。
…と呆れて見ると、









宇髄「…っ!?どうした!!派手に泣き目じゃねぇか!!!!!」








いつもは顔を真っ赤にしてくる癖に、今日はなぜか派手に目をうるうるさせている。








宇髄「…お前、もしかして派手にやらかしたのか!?」






もしかして…… 接吻 とか!?




いやまさかな。







無一郎「うっ、うっ、実はね…」








そう言ってこいつが話してから3分。








宇髄「はぁ、そんな事で派手に落ち込んでんのか。」







無一郎「そんな事って!!僕にとっては派手に重大な事なんだよっ」








うわぁああと言ってすがりつく。
いやいや……







宇髄「お前なぁ、そんなAに甘味処行くの断られたくらいで泣くな。用事があったんだろ、」








阿呆か。








無一郎「僕はすごく傷ついた。もう嫌だ。好き。」








宇髄「派手に何言ってんだ。」

ねぇこっち向いて 25→←ねぇそっち向かないで 弐ノ型 【キメツ学園 番外編】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す