もし、転校生が二人いたら…3【あんスタ】

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「ただいま」


鳴「おかえりなさい！何だったの？」


あれから特に何もなく教室に戻った


「生徒会長のユニットのプロデュースをして欲しいって頼まれた」


私がそう言ったとき


ガタッ！ガタガタ！


どこかで誰かが椅子から落ちる音がした


鳴「えっ！何！？」


鳴上さんが驚いた声を出した


大「それ本当か！？」


大神くんでしたか


「うん、今日の放課後からやるよ」


鳴「承諾したのね！何かあったらすぐに言うのよ？お姉ちゃん、飛んでいくから！」


「ありがとう」


何もないと思うけどね、飯島はTrickStarだから


大「……」


……先ほどから無言で大神くんがこちらを見ています


「大神くん、どうしたの」


大「いや、同じ部活でも、ユニットとしては敵なのかと思ってな」


あぁ、そっか


「でも、それを言ったらお姉ちゃんとも敵だよね」


大「そういうわけじゃねーんだよ！この間のB1でfineには好き勝手やられたからな……あの時の借りは返さないとな……！」


何かあったわけか


「まぁ、私はただのプロデューサーだから気にしないで」


大「……おう」


なんだかスッキリとしない返事だな


鳴「ふふっ……」


鳴上さんは笑ってるし


「どうしたの？」


鳴「うふふっ！なついた飼い主が自分の所に居なくてヤキモチ焼いているのよ♪」


「……なるほど」


大神くんは私になついているわけか


大型犬を飼っている気分だ


大「ちげーよ！それに俺様は犬じゃねー！」


いやはや……


相変わらず大神くんを弄るのは楽しい

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