〔ジョジョ5部〕シリアスなんてクソ喰らえ私は、僕はギャグに生きる【護衛・暗チ】《トリップ・逆ハー・愛され》

Gang Gag35 ページ47

うーん助けまいか、助けるか…。

悩んだ末に僕がとった行動は、


メローネを助けるために出した手をすっと下げる。

行動は助けない、だ。

正直メタリカの刑をくらっているメローネを見てみたい、すまん許せ…メローネ。

｢え、リゾットどうした?え、いやいやその構えってあれじゃない?メタリカだよね。俺、何もしてないよ?いやっ!?ちょっまっ…まって…ア゛ア゛──ッ!｣

メローネの叫び声とともに口から次々と出てくるのはカミソリの刃だった。勿論、血と一緒に。

｢…!｣

無言でただただ感動していたら急にリーダーかこちらに近づいてきて頭を下げた。

え?り、リゾットさん??

｢…迷惑をいつもかけて申し訳ない…こちらもアイツにはキツく言っておく。Aのことが嫌いだから嫌がらせをしている訳では無いということをわかっていて欲しい｣

いや、わかっている。
あれが通常運行なのは知ってるし別に迷惑だったって訳じゃないんだけどな…説明はいいか…語彙力と説明力Fだし。

てか、メローネそろそろ死にそうだけど僕に謝罪していて仲間が死にそうだよ気づいてリーダー!
てかブチャラティはなにやって…まってこの上に更に罰を下そうとしてる。

鬼畜にも程があるっつーの!

｢ぶ…ブチャラティそ、そんなにあれ、えっと…罰しなくても…あぁこうじゃなくてどう言えばいいんだっけ…｣

もごもごと言っていたら気づいたらこっちを皆見ていた。

皆というか3人だけど。

てかいつの間にかメタリカの刑やめてたの、僕止める第一歩としてブチャラティを止めさせようと奮闘してたんだよ、おい。

僕の努力を返して欲しい…というかなんで何も言わないでずっとこっち見てるの怖いって…。

3人が何も言わずに真顔でこちらを見つめ数秒…流石に沈黙が…つ、辛くて無理だ!
逃げ出そう!
この部屋…というかトイレから出るのだ!

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