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Gang Gag27 ページ38

兄貴に喧嘩を売りかけた。第一声が『生ハム』とか完全に煽りよる。

「は...?」

ぐわー。お顔が険しくーいやー怖。全部棒読み極めすぎだろ。

ててて、てか、別に兄貴に喧嘩売る気は無かったしど、どどどどうし....ハッ!

あれは...生ハム───ッ!お、落としてきてるブッフォァ。生ハムッッ...生...生ハム...!

これで言い訳ができた。あとはこれを伝えるだげげげげげ。無理。

「えと...」

だらだらと汗が出てくる。別にやましい事があるわけじゃァないのよ。

ぐぐぐ...勇気を出すとろくなことが無いとはまさにこのこと....(?)助けて...。

「兄貴...あ...あれ....」

ペッシがやっと少し落ち着きを取り戻し、ゆっくりと生ハムを指さす。

「なんだペッシィ?...あ゙っ!落としてきてるじゃねェかぁ!」

はい、落としてきてるみたいですね、生ハムを。

そして今僕は2人をずっとお姫様抱っこしていることに気づいて、静かに下ろす。

イケメン。

「これは生ハム...。えっと...教えてくれてたのか?」

こくこくと頷く。そうそう、教えてたの。決して兄貴のことを言ったわけじゃないです。

ハイ。

じーっと生ハムを見てから兄貴がこっちに近づいてくる。ヒェー、なんですか...?

僕がもうあ、これ死ぬのかなとか考えてたらぽん、と頭に違和感。は。

「えーと...ありがとな。怖がらせてすまねぇ」

あ...あにきィ...!じーんときた。全然怖い人じゃないんだ...!ちょっと怖そうとか内心思ってた。ごめん、兄貴。

荷物を持ってアジトの中に入ると、「え!?なァんでここにお前らがいるんだァァ!?」と叫ぶ声(?)が聞こえた。

まあ、自分の家に帰ってきて、家の中にたくさんの友達がいたとしたらそりゃびっくり。

てか、まだ住む所の案言えてない─っ!ヤバイヤバイ。

早く伝えないとすーぐ忘れて記憶の彼方に吹っ飛んでくからそれはいけない。

なんとしてでも、これは伝えなくては...!

ぐっとペッシとホルマジオを抱えて歩き出す僕。ちょっと小さい悲鳴が聞こえたような。

そんな気がしたけど気のせいだよ〜多分。

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すぴ(プロフ) - 海守青空別垢さん» コメントありがとうございます!!そうです!!アンテネタです!!他にも色々ネタを盛り込んでいたりするので探していただけると嬉しいです!! (2019年7月27日 0時) (レス) id: 0d138d29b2 (このIDを非表示/違反報告)
海守青空別垢 - 最初のはアンテですか?ww (2019年7月25日 9時) (レス) id: eeb8ec971c (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - すぴさん» えっ、ありがとうございます!頑張りますぅ!二つ作品あるから見てね(ハァト) (2019年2月10日 15時) (レス) id: 721cc084cb (このIDを非表示/違反報告)
すぴ(プロフ) - しらすさん» コメントありがとうございます〜!!そうか、バブみもあったか...いつか出したいと思います← しらすさんじゃないですか...!作品読んだことあります...!これからも頑張ってください! (2019年2月10日 13時) (レス) id: 8c38d71cdf (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - ままぁ、お腹すいたよぉ〜(バブみ) (2019年2月10日 6時) (レス) id: 721cc084cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すら | 作成日時:2018年11月10日 12時

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