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力ノ差 ページ8


クロロ「…パクノダ」


パク「分かってるわよ」



クロロさんは僕を見据えながら一人の団員の名前を呼んだ


そして呼ばれて出てきたのは先程僕を捕まえた“the 大人の女”という雰囲気の女性



そうか、彼女はパクノダさんというのか



僕は彼女の顔を一瞥する



うん、羨ましい…←

是非ともお話してみたい←←



僕へと近づいてきた彼女は僕の肩に手を置いた



クロロ「A、もう一つ質問だ。お前は何者だ?」


貴女「…それは…ッ!!」



クロロさんの質問に答えようとした瞬間僕の中の何かが見られているような不気味な感覚に襲われ、僕はパクノダさんの手から逃げるように数歩離れる



貴女「…僕に、何をしたんですか」



具体的に何をされたのか分からない

けれど直感的に“今の彼女に触れられてはいけない” そう感じた



僕は今まで出したことないであろう低い声で前にいる彼女に問う



クロロ「パクノダ、何が分かった」


パク「すぐに離れてしまって詳しくは読み取れなかったけど…」



はい無視〜



僕の質問をシカトして二人で会話をするクロロさんとパクノダさん


他のメンバーも二人の会話に耳を傾けているようだ



…もしかして今なら逃げられるんじゃ…?



ふとそんな考えが頭をよぎる



幸い他の人たちは二人を見ていてたぶん僕を見ていない


今がチャンス…!



そう思って右足を数cm動かした瞬間



??「逃がさないね」


貴女「ッ…!!」



背後に黒づくめの小柄な男が剣を僕に向けていた



こいついつの間に…!

気配が感じられなかった…



力の差があることを感じ取り今度こそ僕は抵抗をやめた

トリップシタトイウ事実→←冷タイ目ヲシタ男



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作者名:アメ太 | 作成日時:2017年11月16日 11時

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