紹介ト全テ ページ41
イルミさんに案内され歩くこと数分
たどり着いたのは一つの扉の前
貴女「ここは？」
イルミ「リビング。アンタのことを家族に紹介するの。」
まさかの家族と一緒に暮らしてた説
てっきりイルミさんだけかと思ってたからちょっとびっくり
貴女「き、緊張します…」
イルミ「ただ挨拶してくれればそれでいいよ」
淡々と言ってのけるイルミさんとは逆に心臓がバクバク鳴っている僕
そんな僕を無視し中へと入っていくイルミさんにつられて僕も中に入る
イルミ「連れてきたよ」
彼の後ろから隣に移動しイルミさんの家族と対面
最初の印象は…… 個性溢れる方達だな だった
？？「そいつか。イルミが言っていた子は。」
銀色の長髪を微かに揺らし鋭い目つきで僕を見据える男性
とりあえず黙っていては失礼なので軽く自己紹介をする
貴女「お初にお目にかかります。Aと申します。」
名乗り終われば日本式の丁寧なお辞儀をする。顔を上げれば数人の視線が僕に突き刺さった
？？「立ち話もなんだ。座ってくれ。」
その視線の中先程の銀髪の男性が最初に言葉を発し僕の目の前にある椅子に座るように促す
貴女「失礼します」
一言断り彼の反対側にある椅子へと腰掛ける。その間も突き刺すような視線はそのまま
なにか無礼があったのではと思い背中を冷や汗が伝う
シルバ「まず、オレの名前はシルバ＝ゾルディック。イルミの父親だ。」
イルミさんが椅子の座ったのを見れば名乗ってくれたシルバさん
キキョウ「母のキキョウです」
ゼノ「祖父のゼノじゃ」
イルミ「長男イルミ」
ミルキ「次男ミルキ」
キルア「…三男キルア」
カルト「ごなんカルト」
シルバさんから順番に自己紹介してくれた
えっと…むかって右奥からキキョウさん、ゼノさん、カルトくん
左奥からイルミさん、ミルキさん、キルアくんだね
よし覚えた
一度彼らを一瞥し顔と名前を一致させた後再びシルバさんの方へと視線を向ける
シルバ「…さて、単刀直入に行く。A、お前は何者だ」
射抜くような目が僕を突き刺す
決して予測していなかった質問ではない。だがこうも威圧的に聞かれてしまうと体が強張ってしまう。
貴女「…僕は喰種という人を喰らうことでしか生きていけない化物です。」
だから包み隠さず彼らに僕の全てを話す
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作者名：アメ太 | 作成日時：2017年11月16日 11時
