【H×H】喰種の世界から来た少女 (ページ11)

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喰種ノコトページ11

クロロ「…なるほど、面白いな。A以外にも赫子を持つ者がいるのか？」

貴女「いますよ。みんな同じものではないですけど」

シャル「他にも種類があるの？」

貴女「はい。僕が今出している赫子は“鱗赫”といいます。この他にも…」

そう言って僕は近くにいたマチさんに「ちょっとご協力してもらってもいいですか？」と断りを入れ許可をもらえば彼女に背を向けてもらう

貴女「この肩のあたりから出現する“羽赫”

肩甲骨の下あたりに出現する“甲赫”

腰のあたりから出現する“鱗赫”

尾てい骨のあたりから出現する“尾赫”

この四つの種類があります」

彼女の体を借りて上から順にその箇所に指を指しながら種類を述べていく

なんか、学校の先生になった気分だわ…
ちょっと楽しい

クロロ「出現する箇所の他に何か違いはあるのか？」

貴女「ありますよ。形とか赫子の性能とか」

パク「どんなのかしら」

どうやら探究心が旺盛なのはクロロさんだけではなかったらしい

みんな飽きることなく僕の話を聞いてくれている

僕は協力してくれたマチさんに「ありがとうございます」とお礼を言い解放する

貴女「まず“羽赫”これは僕が持っているのでお見せしますね」

僕は鱗赫を維持したままゆっくりと羽赫を出現させる

これ結構疲れるからあまりやらないんだけどまだ鱗赫に触ってる人がいるし頑張るか

マチ「羽？」

貴女「はい。“羽赫”は羽のように見えることからその名前が付けられていて近距離と遠距離の両方の攻撃が得意なのと俊敏性を活かした単調な戦い方をします。

ですがそれに頼りきってしまうところがあり、短期決戦を逃してしまえば持久力不足でその戦闘能力がグンと下がってしまうんです」

シャル「使い方によっては便利な武器になるね」

真面目な面持ちで何かを考えているシャル

考える姿がすごく様になっている…
ちょっとカッコイイな…なんて思ったり思わなかったり

今後の体力のことを考え僕はその説明が終わった後にまたゆっくりと羽赫をしまう