鬼隠し6 ページ7
宮｢A、和、また明日な｣
学校が楽し過ぎて帰るのがもったいないんだよね…
そんなことを思ってると和が話しかけてきた。
高｢あの…さ、Aちゃん…今日これから予定ってあったりする？｣
｢へっ？///｣
な、なんて積極的なアプローチ…
高｢？…あ！ち、違うよ！そーゆーのじゃなくてさ！ひ、雛見沢を案内しようと思って…!!｣
｢え…あぁ、見学ね｣
ヤバ…勘違いしてしまった…
高｢ねぇ、暇？｣
｢…暇じゃないこともない｣
私もこの村のことあんまり知らないし…
高｢じゃあデートだ!!｣
｢?!///｣
高｢冗談だよWW｣
｢んなっ!!酷い!!｣
引っ越しから三週間になるがちゃんとこの村を見て回るのは初めてだ
高｢こんにちは｣
通りすがりに結構イケメンの男の人に出会った
？｢こんにちは、仲が良さそうでいいね、君はAちゃんだったかな？｣
私の顔を見て微笑んだ
｢あ、その…今後ともよろしくおねがいします｣
？｢よろしく｣
挨拶をするとそのまま通り過ぎて行った
｢今の人、私の名前知ってた…｣
高｢ははっWAの名前なら村の人は皆知ってるよ｣
？どうゆうこと？
｢え、なんで？私ってそんなに有名人なの？｣
高｢難しいことじゃないよ。雛見沢は小さい村だから皆、顔見知りなんだよ｣
｢あぁ、そっか。つまり知らない人を見かけたら自動的に『新しく引っ越してきた八月一日さん』ってなるわけね｣
高｢そうゆうこと！あ、ちなみに今の人は今吉診療所の花宮さん。その前に会ったのは森山さんで次が俊くんだよ｣
｢へー、お互いのことをよく知ってるんだねー｣
神社 吊り橋 山しかないこの村で見て回れる場所はそう多くない。
けれど和と一緒の時間は楽しくてあっという間に過ぎていく
(…日が暮れてきたなぁ)
高｢あ、Aちゃん!!あと一箇所寄りたい所があるだけどいいかな？｣
｢…うん？別に構わないけど｣
もしかして今から行く場所が観光名所のラストかな？
｢楽しみ…｣
高｢ありがとう!!こっち！こっちだよー｣
わくわくする…
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作者名：柘榴 | 作成日時：2015年3月21日 8時
